人気を集める米国株投資。 2020年から日経CNBCにて「米国投資家に学べ」シリーズ特集にて解説②
2014年あたりから日本ではインデックス運用に切り替える投資家が増えてきました。
弊社代表の安東は2009年の9月から2010年3月までの社団法人企業法人会「知っておくと得するパーソナル・ファイナンス」の連載でこの重要性について言及してきました。
私たちがお伝えしたいメッセージは長年変わりません。
そこで2009年12月執筆、2010年3月掲載の「知っておくと得するパーソナル・ファイナンス」最終回の内容をお届けいたします。
執筆自体は約10年前ですが、現在となっては当時より圧倒的に注目されている内容だと感じております。
2日目の本日は「隠れたコスト、信託報酬」について解説いたします。
隠れたコスト、信託報酬とは
自分で投信を購入した方だけでなく、運用の専門家のアドバイスで運用を行っている多くの投資家の方の実際の運用が「投資信託」で行われています。
気付いていない投資家も多いのですが、投信の信託報酬はいわば、天引きされているコストです。
単純な例で説明すれば、運用の成果が3%あったとしても、信託報酬が2.10%に設定してある投信では、投資家のリターンは0.90%です。
口座手数料や売買手数料の様に別建てで支払っている手数料ではないのでコスト認識していない投資家が多いかもしれません。
「でも高いコスト払っているんだから運用成績も良いんじゃないの?」
という意見も見られるかもしれません。
しかし残念ながら、市場の指標(インデックス)を上回るリターンを目指すアクティブ型は勝率が低い状況です。
そこで明日は高コスト=優秀な投信?について解説します。
また、「知っておくと得するパーソナル・ファイナンス」最終回の全文は
知っておくと得するパーソナル・ファイナンス第6回
から閲覧が可能です。
そして今回の内容の他にも知っておくとトクする内容を盛り込んだ弊社代表執筆の書籍が発売されております。
独立系だからできるiDeCoの信託報酬ランキングなど、ホンネが凝縮された1冊となっておりますので是非お手に取ってご覧ください。
安東隆司 著書に『個人型確定拠出年金iDeCo プロの運用教えてあげる!』等がある。