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コラム

厚生労働省年金2000万円不足問題 今更聞けない「国民年金って何ですか?」

2019年6月17日

テーマ:所長解説のおカネ学♫

コラムカテゴリ:お金・保険

今話題の老後2000万円不足問題
弊社代表安東隆司の著書「個人型確定拠出年金iDeCoプロの運用教えてあげる!」では
第2章『今更聞けない「年金制度」教えてあげる!』でこの問題を解説しています。
本日はその中から「国民年金って何ですか?」という項目について解説させていただきます。


国民年金って何ですか?

まず「年金」って何でしょうか? 「毎年定期的にお金を受け取る制度」と考えてください。では「国民年金」とは何でしょうか?

日本国内に住む20歳以上、60歳未満のすべての人は「国民年金」に加入する必要があります。年金に加入すると、65歳から年金を受け取れる仕組みです(受け取る時は老齢基礎年金と名前が変わります)。
それ以外にも病気やケガで一定の障害を負ってしまった場合に支給される障害基礎年金、稼ぎ手である大黒柱が早くに亡くなってしまった時に、18歳以下の子が受け取れる遺族基礎年金も含まれています。

国民年金は暮らしを守っている「社会的扶養」

日本の社会は「国民皆保険」という制度をとっています。
原則20歳以上の人が皆、加入するという制度です。人は病気やケガ、年齢で働けなくなる場合等があります。自立して生きていくことが難しい人を援助することが扶養です。
社会的に弱い立場の方も、「社会全体で支えて安心して生活できる仕組み(セーフティネット:社会的扶養)」が国民年金で支えられています。

しかし、支えるにはお金がかかります。そのお金は皆で負担すべきものです。
「年金は掛けた分が受け取れないから損」という考え方も残念ながらあります。

しかし、自分が働けなくなる等弱い立場になった時に、自分自身の預貯金、
家族の支えだけで一生涯生きていけるでしょうか?
そんな社会を皆さんは望むでしょうか?

仮にあなたの両親が年老いて、昼夜の区別がつかなくなり24時間徘徊するような場合に、あなただけで仕事を続けながら親の面倒を見続けられますか? 自分の預貯金や収入だけで弱い両親の面倒を一生涯社会に頼ることなくできるでしょうか?

日本でも以前は、いとこを含めた家族・親族で世話をする「私的扶養」が一般的でした。しかし、夫婦と子供のみの「核家族」や一人暮らしが増えてきました。
さらに日本国民の高齢化も進み、「私的扶養」は困難になってきたのです。
「公的年金・恩給」に所得の100%を頼っている高齢者世帯が54.1%にも及んでいるのです
(注 公的年金・恩給を受給している高齢者世帯対象)


上記内容の他、「個人型確定拠出年金iDeCoプロの運用教えてあげる!」では年金の解説や、資産運用初心者が始めるために知っておきたい知識、「じぶん年金」であるiDeCoの活用方法、更に保有しているだけでかかるコストである「信託報酬」のランキングを独自調査し、公開しております。
詳しくは下記リンクより確認可能です。
安東隆司 著書に『個人型確定拠出年金iDeCo プロの運用教えてあげる!』等がある。

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