リファスタ|10/29 木 金価格予想22,430円(▲103円)

杉兼太朗

杉兼太朗

テーマ:金相場

おはようございます、リファスタです。10月29日、木曜日です。

本日10時更新の動向予想(レンジ)

基準は前営業日、10/28(水)の確定値です。

品目10/28(水)確定値前営業日比想定レンジ中心値前営業日比(予想)
金(K24)22,533円/g+307円22,210円〜22,650円22,430円/g▲103円
プラチナ(Pt1000)8,408円/g+52円8,350円〜8,510円8,430円/g+22円


品位別の目安は、K24・999が21,310円/g、K18・750が16,760円/g、Pt900が7,960円/gです。金は下げ方向、プラチナはほぼ横ばいと見ています。昨日の10時更新には、水曜朝のアジア時間の金4,062ドル前後とドル円157.84円が織り込まれています。そこから今朝までに金は0.58%下げ、ドル円は0.11%の円安で、差し引きで国内価格を押し下げる向きです。プラチナは0.14%の上げで小幅です。金は22,400円台を保てるか、プラチナは8,400円台を保てるかが目安です。

海外マーケット(前営業日終値→今朝)


指標今朝の水準前営業日終値比ソース・採用
ニューヨーク金4,038.48ドル▲21.72ドル(▲0.53%)Trading Economics採用(Perplexity Finance 4,036.10ドル・差0.06%)
ニューヨーク プラチナ1,539.80ドル+2.60ドル(+0.17%)Trading Economics採用(Perplexity Finance 1,533.40ドル・差0.42%)
ドル円158.01円+0.06円(0.04%の円安)Trading Economics
米10年債利回り5.047%+0.03ポイントTrading Economics


2ソースの差は金0.06%・プラチナ0.42%で、Trading Economicsの値を採っています(Trading Economics 金、Trading Economics プラチナ、Perplexity Finance)。上の表はニューヨーク終値起点、見立ての計算は昨日10時の国内更新に織り込まれた水準起点で、起点が異なります。

米政策金利の決定(今朝3時の発表)

米連邦公開市場委員会は政策金利を3.75〜4.00%に据え置きました。採決は10対2で、クック理事とハマック・クリーブランド連銀総裁が0.25ポイントの利上げを主張しました。声明は「物価上昇は高止まりしている」とし、次の一手は情報の積み上がりを待って判断するとしました(CNBC)。金利先物は12月の追加利上げを8割台で織り込んでいます(Axios)。据え置きは想定どおりでしたが、12月の利上げを打ち消す言葉がなく、発表後の金は売りが優勢になりました。

昨日の米国市場

金は1オンス4,030ドル台に下げ、約3か月ぶりの安値圏に沈みました。12月の利上げ観測が残り、米10年債利回りが5%台に乗せたことが重しです。サウジアラビアの製油所への攻撃で原油が急伸し、物価への警戒がぶり返したことも上値を抑えました(Trading Economics 金)。プラチナは1,539ドルで小動き、昨年11月以来の安値圏です。世界プラチナ投資協議会は2026年の需給を約26.5万オンスの供給超過と見込んでいます(Trading Economics プラチナ)。ドル円は158円01銭でほぼ横ばいです。今週の日銀の金融政策決定会合は据え置きの見方が大勢で、12月の利上げを示唆するかが焦点です(Trading Economics 円)。

金価格の3+1要因(今朝のひと言)

  • ドルインデックス:102.15で▲0.17%、小幅なドル安です(Trading Economics ドル)。
  • 金利:米10年債利回りは5.047%で+0.03ポイント、5%台に乗せました(Trading Economics 米10年債)。
  • 景気:本日21時30分に7〜9月期の国内総生産(速報値)と9月PCEが出ます。物価が強ければ12月の利上げ観測が固まります。
  • 需給:原油高で物価警戒が戻り、金は換金売りが続いています。プラチナは供給超過見通しが重しです。


今日のプラチナの豆知識

ここで一つ、「プラチナの相場はなぜ急に動くのか」を、中国経済の動きと合わせて3つにまとめます。

1つ目は、中国の経済は本当に不景気なのか、という点です。中国の株価は低迷が続き、景気が悪いと感じる方が多いかもしれません。ところが輸出の数字を見ると話は変わり、9月の輸出額は過去最高でした。中国は国内総生産に占める貿易の割合が5割を超える国ですから、輸出が伸びれば経済全体の規模も大きくなります。株価が低迷しているのは、人工知能やEVといった製品を非常に安い価格で世界に売ることで利益が薄くなっているためと考えられます。つまり「株は安いが、モノはどんどん売れている」という状態です。

2つ目は、EVが増えるとプラチナが足りなくなる仕組みです。プラチナはガソリン車の排ガス触媒に使われますが、燃料電池車(FCEV)では使う量がその倍になると言われています。貯金に例えると分かりやすく、毎月の出費が2倍になっても収入が変わらなければ、いつか残高はゼロになります。プラチナも同じで、採掘量は急には増やせない一方、燃料電池車の普及が進めば消費量は増え続けます。過去には、EV生産が大きく伸びてから約2年後にプラチナの在庫が細り、価格が上がった局面がありました。

3つ目は、プラチナをお持ちの方にとって何を意味するかです。足元の中国のEV生産は2023〜2024年当時の1.5倍程度の水準にあり、在庫が減るペースはその分早まります。ただし、いつ価格が動き出すかは誰にも言い切れません。実際、今朝のプラチナは1,539ドルで昨年11月以来の安値圏にあり、2026年は供給超過という見通しも出ています。それでも「在庫が尽きると価格が動きやすくなる」という性質は変わりませんので、プラチナを手元にお持ちの方は相場の動向を継続的に確認しておくと役立ちます。売るべきかどうかはご事情によりますが、判断材料として市場の状況を知っておくことは損になりません。中国のEV生産拡大→プラチナ消費増加→在庫減少→価格上昇、というつながりが今のプラチナ市場の背景にあり、株価だけで中国経済を判断すると見誤ることがある、という点も覚えておくと視野が広がります。

今日は何の日

では改めまして、今日はインターネット誕生日です。1969年のこの日、インターネットの元型であるARPAネットで初めての通信が行われました。「LOGIN」と打ち込んで「LO」まで送ったところでシステムが止まったと伝わります(今日は何の日~毎日が記念日~)。その2文字から始まった仕組みのおかげで、いまはLINEで写真を送るだけの査定ができます。

今日の健康

東京はくもり時々晴れで、最高16℃・最低11℃、降水確率は午前40%・午後40%です(ウェザーニュース)。大阪は晴れのちくもりで、最高21℃・最低10℃、降水確率は午前10%・午後40%です(ウェザーニュース 大阪市)。東京は昨日より3℃下がり、大阪は朝10℃と冷え込みます。明日は大阪が雨の予報です。

国内相場(前営業日確定値・本日10時に書き換わります)


品目10/28(水)確定値前営業日比
金(K24)22,533円/g+307円
プラチナ(Pt1000)8,408円/g+52円
シルバー298円/g±0円
パラジウム5,280円/g▲44円


(リファスタ日次価格)本日10時の更新で書き換わります。

前営業日の見立てと実測の照合


品目見立て(中心値)実測(確定値)方向誤差レンジ着地
金22,550円(+324円)22,533円(+307円)上げ方向で一致0.08%(見立てがわずかに高すぎ)22,420円〜22,680円レンジ内
プラチナ8,400円8,408円—0.10%(見立てがわずかに低すぎ)8,300円〜8,500円レンジ内


お取引に使う数字は、必ず本日10時に更新される公表価格をご確認ください。

レンジ幅の根拠

直近6営業日の値付け水準のブレ(金0.21%・プラチナ0.46%)と、直近5営業日の1日の値動きの中央値(金0.98%・プラチナ0.85%)を合わせて、金±1.00%・プラチナ±0.97%としています。先週木曜の大きな下げが中央値に入り、金の幅は昨日より広めです。採用しなかったPerplexity Financeの値では金の中心は22,410円で、レンジの内側です。10時までの東京市場と円相場の動きがそのまま効くgap riskがあります。

前営業日(10/28)の買取価格比較

10/28(水)に各社サイトに掲載された1gあたりのK18とPt900の買取価格です。対象17社のうち3社はサイトを確認できず、比較から外しています。順位は比較できた14社+当社の15社の中での順位です。

会社K18K18順位(15社中)Pt900Pt900順位(15社中)
リファスタ16,832円4位7,937円3位
A社16,899円1位7,936円4位
B社16,880円2位8,010円1位
C社16,877円3位7,969円2位
D社16,677円7位7,798円6位
E社(業者向け価格)16,780円5位7,818円5位
F社16,680円6位7,510円10位
G社16,652円8位7,542円9位
H社16,646円9位7,441円11位
I社(手数料別)16,625円10位7,426円12位
J社16,550円11位7,640円7位
K社(他社刻印の列)16,475円12位7,046円13位
L社16,273円13位7,614円8位
M社14,940円15位6,690円14位
N社15,231円14位6,512円15位


10/28時点で、K18はリファスタが4位で、3位のC社とは45円差、5位のE社とは52円差でした。Pt900はリファスタが3位で、2位のC社とは32円差、4位のA社とは1円差です。業者向け価格のE社を除いても、K18は4位・Pt900は3位です。順位は品目と日によって入れ替わります。ですから当社は「日本一」「一番高い」とは謳わず、日付の入った事実の数字だけをお出しします(リファスタほか各社サイト、10/28掲載値)。

今週の山場

本日10/29(木)21時30分に7〜9月期の国内総生産(速報値)と9月PCEが同時に出て、10/30(金)に雇用コスト指数が続きます(Schaeffer's、Morningstar(ダウ・ジョーンズ))。日銀の金融政策決定会合の結果は明日10/30(金)の発表で、据え置きの見方が大勢です(日本銀行)。

ダイヤモンド市場

ラパポートの9月の月次インデックス(RAPI)です。

サイズ9月RAPI
0.30ct+3.2%
0.50ct+2.5%
1ct+0.3%
3ct+1.5%


小粒の上質品ほど強い流れが続いています(Rapaport)。

本日の判断材料まとめ


本日の判断材料
基準は10/28(水)の確定値です。
本日10時更新の中心は金22,430円/g、プラチナ8,430円/gです。
米政策金利は据え置き、12月の利上げ観測は残りました。
10/28時点の買取価格比較(17社対象)では、K18はリファスタ4位、Pt900は3位でした。
本日21時30分に米GDP速報と9月PCEです。


毎朝お届けするこのレポートが、皆さんの一日の判断材料となれば幸いです。

【本日の営業・店舗情報】

  • 本日10/29(木)は両店舗とも営業日で、店舗受付は完全予約制、東京池袋本店が10:30〜17:00、大阪心斎橋店が10:00〜17:00です。明日10/30(金)は両店舗とも10:00〜17:00です。LINE査定 → https://lin.ee/Ya5d9z
  • なお、外部システムのメンテナンスのため、11/9(月)の0:06〜0:09と3:06〜3:09(11/8(日)深夜から9日未明)は、宅配買取「キット無し(集荷のみ)」のお申込みができない時間帯があります。「キット有り」の宅配買取は通常どおりお申込みいただけます(お知らせ)。


【お知らせ】

  • 10月のキャンペーンは「家族で、受け継ぐ。」(2026年10月・お申込およびご到着期限 10/1〜10/31)。
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※本レポートは情報提供を目的としており、投資・売却の判断を推奨するものではありません。

【データ出典】

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杉兼太朗
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杉兼太朗(貴金属・宝石・ブランド品買取業)

ラウンジデザイナーズ株式会社 リファスタ

貴金属、宝石、ブランド品を買い取り、価値を正当に評価して次世代へとつなぎます。無料LINE査定や宅配買取にも対応し、急な資金の用立てや、終活、遺品整理といった幅広い顧客のニーズに寄り添います。

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