リファスタ|10/28 水 金価格予想22,550円(+324円)

杉兼太朗

杉兼太朗

テーマ:金相場

おはようございます、リファスタです。10月28日、水曜日です。

本日10時更新の動向予想(レンジ)

基準は前営業日、10/27(火)の確定値です。

品目10/27(火)確定値前営業日比想定レンジ中心値前営業日比(予想)
金(K24)22,226円/g+216円22,420円〜22,680円22,550円/g+324円
プラチナ(Pt1000)8,356円/g▲72円8,300円〜8,500円8,400円/g+44円


品位別の目安は、K24・999が21,420円/g、K18・750が16,850円/g、Pt900が7,940円/gです。金は上げ方向、プラチナはほぼ横ばいと見ています。昨日の10時更新には金4,010ドル前後とドル円157.63円が織り込まれており、そこから今朝までに金は1.25%上げ、ドル円は0.19%の円安ですので、どちらも国内価格を押し上げる向きです。プラチナは昨日の10時水準から0.39%の上げにとどまり、為替分を足しても小幅です。金は22,500円台に乗せるか、プラチナは8,400円を保てるかが水準感の目安です。

海外マーケット(前営業日終値→今朝)


指標今朝の水準前営業日終値比ソース・採用
ニューヨーク金4,059.71ドル+42.99ドル(+1.07%)Trading Economics採用(Perplexity Finance 4,060.53ドル・差0.02%)
ニューヨーク プラチナ1,536.70ドル▲8.70ドル(▲0.56%)Trading Economics採用(Perplexity Finance 1,536.30ドル・差0.03%)
ドル円157.92円+0.42円(0.27%の円安)Trading Economics
米10年債利回り4.996%+0.006ポイント(ほぼ横ばい)Trading Economics


2ソースの差は金0.02%・プラチナ0.03%と小さく、Trading Economicsの値を採っています。上の表はニューヨーク終値起点、見立ての計算は昨日10時の国内更新に織り込まれた水準起点で、起点が異なります。

昨日の米国市場

金は序盤の下げを消して1オンス4,050ドル台に上げました。原油が下げて物価上昇への警戒が和らいだことが支えで、一方でドル高と高止まりする米長期金利が上値を抑えています。本日の米連邦公開市場委員会は据え置きが大勢ですが、物価が目標を上回るため据え置きは短く終わるとの見方が多く、12月の利上げの織り込みは8割です。プラチナは1,536ドルで0.56%の下げ、1年ぶりの安値圏にとどまっています。ドル円は157円92銭で0.27%の円安です。人工知能関連企業の新規株式公開の申請で投資家の関心が株式に戻り、先週の円の逃避買いがほどけました。日銀の会合は据え置きの見方が大勢です。米10年債利回りは4.996%で5%の手前です。米株はS&P500が0.3%高でした。9月の耐久財受注は前月比+1.8%で5か月ぶりの大きな伸びでした。10月の消費者信頼感指数は91.7で4か月ぶりに上向きました。

金価格の3+1要因(今朝のひと言)

  • ドルインデックス:102.31で+0.34%、3日続けてのドル高で約2週間ぶりの高さです。
  • 金利:米10年債利回りは4.996%でほぼ横ばい、5%の手前です。
  • 景気:耐久財受注と消費者信頼感が底堅く、明日未明の米政策金利の決定文の言い回しに焦点が移ります。
  • 需給:原油安で物価警戒が和らぎ、金には買いが戻りました。プラチナの換金売りは一服しています。


今日の金価格の豆知識

ここで一つ、「金と白金はなぜ別々に動くのか、売却のタイミングはどう考えればよいのか」を3つにまとめます。

1つ目は、金と白金が同じ日に逆へ動く理由です。金は世界情勢に不安が広がるときに求められやすく、落ち着いてくると利益を確定する売りが出やすい性質があります。一方、白金は自動車の触媒など工業用途の需要が価格を支える面があり、景気への期待が上向くと買われる傾向があります。動く理由がそれぞれ違うため、今朝のように金が1%上げる日に白金が0.6%下げることも起こります。手元にあるのが金か白金かで相場の読み方が変わりますので、まずどちらをお持ちかを意識しておくと判断の助けになります。

2つ目は、円安と日米の金利差のどちらが売却額に効くかです。金も白金もドルで値段がつくため、円安なら日本円での受け取り額は上がり、円高なら下がります。輸入食品が円高のときに安くなるのと同じ仕組みです。いまのドル円は157円台の円安で、国内価格は為替の分だけ底上げされています。ただ、アメリカの金利が高止まりする一方で、日本では今週の日銀会合で先々の利上げを示すかが焦点になっており、金利差が縮む方向に動けば円高の力が働きやすくなります。円安と円高の圧力が綱引きしている局面では、相場の方向感がつかみにくい状態が続きます。

3つ目は、相場が落ち着いてきたときの売る側の考え方です。市場が荒れているときは、海外相場と為替の両方が大きく振れるため、国内の公表価格も日によって大きく変わります。先週は金が1日で800円下げる日がありましたが、今週は値幅が小さくなっています。落ち着きを取り戻すと実態に近い価格に戻っていく傾向があり、急いでいない方にとっては、混乱が一段落した後のほうが条件を比べやすくなります。ただし「落ち着いた=高い」とは限りません。複数の時点で相場を確認しながら、ご自身の生活のタイミングと合わせて判断することが大切です。

今日は何の日

では改めまして、今日は速記記念日です。1882年のこの日、田鎖綱紀が東京・日本橋で日本初の速記講習会を開きました。話す速さに追いつく記号を考案し、「電筆将軍」と呼ばれました。速さと正確さの両立は査定も同じで、刻印と重さを確かめるからこそ、その場で数字をお伝えできます。

今日の健康

東京は晴れ時々くもりで、最高20℃・最低12℃、降水確率は午前10%・午後30%です。大阪はくもり時々晴れで、最高18℃・最低12℃、降水確率は午前40%・午後40%です。昨日より5℃前後下がり、明日は東京が16℃までさらに下がります。上着を一枚足してお過ごしください。

国内相場(前営業日確定値・本日10時に書き換わります)

10/27(火)の確定値は、上の表の金・プラチナに加えて、下の表のシルバー・パラジウムです。前営業日比は10/26(月)の確定値との差です。本日10時の更新で書き換わります。

品目10/27(火)確定値前営業日比
シルバー298円/g+2円
パラジウム5,324円/g▲11円


前営業日の見立てと実測の照合


品目見立ての中心値想定レンジ実測(10/27確定値)誤差レンジとの照合
金(K24)22,080円(前営業日比+70円)21,950円〜22,210円22,226円(+216円)0.66%上限を16円上回る、レンジ外の着地
プラチナ(Pt1000)8,270円8,100円〜8,440円8,356円1.03%レンジの内側


金は方向は合いましたが、見立てが低すぎました。見立ては海外相場と為替からの試算で、外れる日は外れます。お取引に使う数字は、必ず本日10時に更新される公表価格をご確認ください。

レンジ幅の根拠

直近6営業日の値付け水準のブレ(金0.21%・プラチナ0.43%)と、直近5営業日の1日の値動きの中央値(金0.54%・プラチナ1.08%)を合わせて、金±0.58%・プラチナ±1.16%としています。採用しなかったPerplexity Financeの値で織り込んでも、金の中心は同じです。10時までの東京市場と円相場の動きがそのまま効くgap riskがあります。

前営業日(10/27)の買取価格比較

10/27(火)に各社サイトに掲載された1gあたりのK18とPt900の買取価格です。対象17社のうち4社はサイトを確認できず(うち1社は更新日が前日のまま)、比較から外しています。順位は比較できた13社+当社の14社の中での順位です。

会社K18K18順位(14社中)Pt900Pt900順位(14社中)
リファスタ16,603円4位7,895円3位
A社16,669円1位7,892円4位
B社16,650円2位7,940円1位
C社16,647円3位7,920円2位
D社16,538円7位7,779円5位
E社(業者向け価格)16,551円5位7,748円6位
F社16,550円6位7,520円9位
G社16,425円8位7,471円10位
H社(手数料別)16,383円9位7,333円11位
I社16,310円10位7,570円7位
J社(他社刻印の列)16,247円11位7,001円12位
K社16,040円12位7,545円8位
L社14,770円14位6,630円13位
M社15,114円13位6,483円14位


10/27時点で、K18はリファスタが4位で、3位のC社とは44円差、5位のE社とは52円差でした。Pt900はリファスタが3位で、2位のC社とは25円差、4位のA社とは3円差です。業者向け価格のE社を除いても、K18は4位・Pt900は3位です。順位は品目と日によって入れ替わります。ですから当社は「日本一」「一番高い」とは謳わず、日付の入った事実の数字だけをお出しします。

今週の山場

本日10/28(水)は米連邦公開市場委員会の2日目で、金融政策の決定は日本時間10/29(木)午前3時の発表です。焦点は12月の利上げを示す言い回しがあるかどうかです。10/29(木)21時30分には7〜9月期の国内総生産(速報値)と9月の個人消費支出物価指数(PCE)が同時に出て、10/30(金)に雇用コスト指数が続きます。今週は日銀の金融政策決定会合もあり、据え置きの見方が大勢です。

ダイヤモンド市場

ラパポートの9月の月次インデックス(RAPI)は次のとおりです。

サイズ9月RAPI(月次)
0.30ct+3.2%
0.50ct+2.5%
1ct+0.3%
3ct+1.5%


小粒の上質品ほど強い流れが続いています。

本日の判断材料まとめ


項目内容
基準10/27(火)の確定値です。
本日10時更新の中心金22,550円/g、プラチナ8,400円/gです。
買取価格比較10/27時点の買取価格比較(17社対象)では、K18はリファスタ4位、Pt900は3位でした。
明日の予定明日10/29(木)午前3時に米政策金利の決定が出ます。


毎朝お届けするこのレポートが、皆さんの一日の判断材料となれば幸いです。

【本日の営業・店舗情報】

  • 本日10/28(水)は両店舗とも定休日です。LINE査定・宅配買取は通常どおり受け付けております。明日10/29(木)は両店舗とも営業日で、店舗受付は完全予約制、東京池袋本店が10:30〜17:00、大阪心斎橋店が10:00〜17:00です。LINE査定 → https://lin.ee/Ya5d9z


【お知らせ】

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※本レポートは情報提供を目的としており、投資・売却の判断を推奨するものではありません。

【データ出典】

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杉兼太朗
専門家

杉兼太朗(貴金属・宝石・ブランド品買取業)

ラウンジデザイナーズ株式会社 リファスタ

貴金属、宝石、ブランド品を買い取り、価値を正当に評価して次世代へとつなぎます。無料LINE査定や宅配買取にも対応し、急な資金の用立てや、終活、遺品整理といった幅広い顧客のニーズに寄り添います。

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