8/26(月)本日の貴金属市況〜金価格は下落も、米利下げ期待でNY金先物は上昇
おはようございます、リファスタです。
8月22日、土曜日。東京は真夏日で最高32℃・最低25℃、昼から夕方の降水確率は90%と本降りの予想です。今日は東京で初めて路面電車が走った日。1903年のこの日、東京電車鉄道が新橋と品川のあいだで営業を始めました。線路が敷かれると人と物の流れが変わり、街の値打ちが動きます。今週の金相場も、米国が国債の買い戻しという新しい線路を敷いたことで流れが変わりました。
■今日の健康
昼から夕方に強い雨、気圧も下がります。頭痛や関節の重さが出やすい一日です。外出は午前中に済ませ、濡れた床での転倒にもご注意ください。
■今週の国内公表価格の振り返り(税込)
月〜金5営業日すべての確定値です。
| 日付 | 金(K24公表) | プラチナ(Pt1000公表) | 銀 | パラジウム | 金の前日比 |
|---|---|---|---|---|---|
| 8/17(月) | 23,996円/g | 9,871円/g | 372円 | 6,753円 | +180円 |
| 8/18(火) | 24,520円/g | 9,629円/g | 363円 | 7,026円 | +524円 |
| 8/19(水) | 24,230円/g | 9,467円/g | 342円 | 6,809円 | ▲290円 |
| 8/20(木) | 24,995円/g | 9,946円/g | 364円 | 7,026円 | +765円 |
| 8/21(金) | 25,128円/g | 10,145円/g | 370円 | 6,749円 | +133円 |
火曜に大きく上げ、水曜にいったん調整、木曜に765円高で25,000円台へ乗せ、金曜も続伸しました。下げたのは水曜の1日だけです。プラチナは金曜に10,000円の大台を初めて超えました。
■今週の騰落まとめ(公表価格・税込ベース)
| 品目 | 8/17(月) | 8/21(金) | 騰落 | 騰落率 |
|---|---|---|---|---|
| 金(K24公表) | 23,996円/g | 25,128円/g | +1,132円 | +4.72% |
| プラチナ(Pt1000公表) | 9,871円/g | 10,145円/g | +274円 | +2.78% |
| 銀 | 372円/g | 370円/g | ▲2円 | ▲0.54% |
| パラジウム | 6,753円/g | 6,749円/g | ▲4円 | ▲0.06% |
金とプラチナが揃って上昇、銀とパラジウムはほぼ横ばいの週でした。金の週間+1,132円は前週の+237円から一段ペースが上がった形です。品位別の金曜確定はK24・999が23,871円、K18・750が18,770円、Pt900が9,451円です。
■海外マーケット(8月20日木曜終値 → 8月21日金曜終値)
| 項目 | 8/20(木)終値 | 8/21(金)終値 | 変化 |
|---|---|---|---|
| ニューヨーク金 | 4,515.78ドル | 4,622.25ドル | +106.47ドル(+2.36%) |
| ニューヨーク プラチナ | 1,839.10ドル | 1,872.00ドル | +32.90ドル(+1.79%) |
| ドル円 | 159.05円 | 159.01円 | ▲0.04円(ほぼ横ばい) |
| 米10年債利回り | 4.710% | 4.742% | +0.032ポイント |
金は2つの情報源がともに4,620ドル台で乖離0.03%の一致、両方で上昇が確認できたため大幅上昇と申し上げてよい水準です。プラチナは情報源間で0.74%の開きがあり、保守的な1,872.00ドルを採用しています。
今週の起点は水曜です。米財務省が長期債の買い戻しを少なくとも倍増させる計画を発表し、国債利回りとドルが押し下げられ、金は1日で4%以上急騰しました(トレーディングエコノミクス https://jp.tradingeconomics.com/commodity/gold)。利回りが下がれば金を持つ機会費用が下がり、財政への不安で利回りが上がれば避難先として金が買われる、という二方向の追い風が同時に立った形です(トレーディングキー https://www.tradingkey.com/jp/analysis/commodities/metal/262125045-gold-xauusd-4600-treasury-buyback-bonds-yield-market-4891-tradingkey)。スポット金は週間で約3.6%上げ、3週連続の上昇です。原油高によるインフレ懸念と中央銀行の買いも下支えです(ロイター https://jp.reuters.com/markets/japan/AVWVLLJGAFLN7F3OMLQIVYH6CY-2026-08-18/)。
■今週最後の山場:米8月PMI速報値
金曜発表の8月の米総合購買担当者景気指数速報値は56.0で、7月の54.5から上昇し、2022年4月以来約4年ぶりの高水準です(市場予想54.0)。牽引したのはサービス業で56.8、2024年12月以来の高さでした。一方で製造業は53.2と7月の53.9から低下し5か月ぶりの低水準。在庫の積み増しの鈍化と、対イラン戦争にともなう供給の混乱が響いています(ロイター https://jp.reuters.com/markets/japan/ME7R35SISFMD5M5BO7PXMCHWEQ-2026-08-21/、マーケットスクリーナー https://www.marketscreener.com/news/s-p-global-august-us-flash-services-pmi-56-8-vs-54-0-estimate-54-6-prior-ce7858dada8df620)。
景気が強いという結果は本来なら金の下押し材料です。それでも金が上げたのは、財務省の買い戻しという需給の話が指標より強く効いたためです。9月会合をめぐる織り込みは据え置きが約6割、0.25%の利上げが約4割で、綱引きは続いています(ラオドン https://ja.laodong.vn/tien-te-dau-tu/nhieu-yeu-to-ho-tro-gia-vang-huong-toi-tuan-tang-thu-ba-lien-tiep-1753841.ldo)。
■来週月曜(8月24日)10時更新の見立て
本日と明日の国内価格は週末のリファスタ特別価格となります。この後リファスタより公表いたしますので今しばらくお待ちください。ここでは金曜確定値を起点に、週明け月曜10時更新の見立てを置きます。
| 品目 | 金曜確定(8/21) | 想定レンジ | 中心値 | 金曜比 |
|---|---|---|---|---|
| 金(K24公表・税込) | 25,128円/g | 25,306円〜26,122円 | 25,714円/g | +586円 |
| プラチナ(Pt1000公表・税込) | 10,145円/g | 10,000円〜10,647円 | 10,324円/g | +179円 |
| K24・999(参考) | 23,871円/g | 24,040円〜24,816円 | 24,428円/g | +557円 |
| K18・750(参考) | 18,770円/g | 18,903円〜19,513円 | 19,208円/g | +438円 |
| Pt900(参考) | 9,451円/g | 9,316円〜9,919円 | 9,618円/g | +167円 |
金は想定レンジの下限が金曜確定値を上回っています。金曜のニューヨーク金の2.36%高が国内に反映されていないためで、上振れ方向の見立てです。26,000円台に手が届くか、プラチナは下限ちょうどの10,000円を維持できるかが焦点です。
レンジ幅の根拠です。国内公表価格をニューヨーク価格と為替から逆算した乗数は、金が直近6営業日で平均1.080・変動係数1.06%。これに日次変動率の絶対値中央値1.18%を組み合わせ、二乗和の平方根で±1.59%としました。今週は金の日次変動が1%台に落ち着いた日が多く、先週より狭めです。プラチナは変動係数1.95%・中央値2.45%で±3.13%。採用しなかった情報源側でも検算しました。そちら側は前日終値1,839.10ドルから1,885.90ドルへの+2.54%で、同じ情報源内でそろえると中心は10,401円。採用値どうしの10,324円とあわせ、いずれも上記レンジの内側です。
金曜の見立ては、金が中心25,167円に対し実測25,128円で差▲39円、プラチナが中心10,044円に対し実測10,145円で差+101円。ともにレンジの内側で、金は10営業日連続、プラチナは3営業日連続です。月曜の更新までにニューヨークが2営業日ぶんの取引を挟みますので、実際の更新値は月曜10時の公表をご確認ください。
■来週の山場
最大の山場は8月27日(木)〜29日(土)のジャクソンホール経済政策シンポジウム、28日(金)午前にウォーシュ議長が議長として初の基調講演に立ちます(カンザスシティ連銀 https://www.kansascityfed.org/research/jackson-hole-economic-symposium/about-jackson-hole-economic-symposium/)。9月15日(火)から16日(水)の会合まで1か月を切り、言葉づかいひとつが方向感を決める場面です。財務省の買い戻しへの評価に触れるかも注目点です。
■ダイヤモンド市場
ラパポートの月次インデックスは小粒サイズが堅調、大粒サイズがわずかに軟調です。
| サイズ | RAPI月次 |
|---|---|
| 0.30ct | +2.1% |
| 0.50ct | +0.9% |
| 1ct | ▲0.3% |
| 3ct | ▲0.5% |
地金が1週間で4%以上動いた週でも、ダイヤモンドの指数は月次で1〜2%台にとどまります。当社の買取価格は0.2カラット15,000円、0.5カラット101,000円、1.0カラット537,000円が目安。8月は買取金額10%UPの企画も動いています。相場に振られにくい資産は、値動きを追うより企画のある月に動くほうが実利につながります。
毎朝お届けするこのレポートが、皆さんの一日の判断材料となれば幸いです。
【本日の営業・店舗情報】
- 本日8月22日(土)は東京池袋本店・大阪心斎橋店ともに通常営業日で、いずれも10:00〜17:00です。
- 店舗受付は両店舗ともに完全予約制です。定休日は毎週水曜・日曜(両店舗共通)で、定休日もLINE査定と宅配買取は通常どおり受け付けております。
- 本日は昼から夕方に強い雨の予想です。ご来店の際は足元にお気をつけください。
- なお8月下旬から9月上旬に一時営業休止の予定がございます。大阪心斎橋店は8月31日(月)〜9月1日(火)、東京池袋本店は9月1日(火)が一時営業休止で、いずれも9月3日(木)より通常営業に戻ります。
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※本レポートは情報提供を目的としており、投資・売却の判断を推奨するものではありません。
【データ出典】
- 国内公表価格 https://kinkaimasu.jp/daily/
- 8月キャンペーン https://kinkaimasu.jp/campaign/month/?year=2026&month=08
- ニューヨーク金・プラチナ https://www.kitco.com/price/precious-metals
- 海外指標 https://jp.tradingeconomics.com/commodity/gold/ https://jp.tradingeconomics.com/commodity/platinum/ https://jp.tradingeconomics.com/japan/currency/ https://jp.tradingeconomics.com/united-states/government-bond-yield
- 米8月PMI速報値 https://jp.reuters.com/markets/japan/ME7R35SISFMD5M5BO7PXMCHWEQ-2026-08-21/
- ジャクソンホール会議 https://www.kansascityfed.org/research/jackson-hole-economic-symposium/about-jackson-hole-economic-symposium/
- ダイヤモンド相場 https://rapaport.com/
- 今日は何の日 https://www.nnh.to/08/22.html
- 天気 https://tenki.jp/forecast/3/16/4410/13101/


