リファスタ|7/30(木)金Pt反発・FOMC据置5連続

杉兼太朗

杉兼太朗

テーマ:金相場

おはようございます、リファスタです。

7月30日木曜日、東京は晴れ時々くもり、最高36℃/最低26℃と本格的な猛暑日が続きます。今日は「梅干の日」。「梅干しを食べると難が去る」の語呂合わせ(なん7がさ3る0)から和歌山県みなべ町の東農園が制定した記念日です。梅雨明け直後、猛暑と塩分・クエン酸補給が結び付くこの時期にふさわしい記念日で、実物の力で暑さを乗り切る先人の知恵は、実物資産である貴金属を扱う私たちの仕事にも通じます。

■後藤健二さんとダイヤモンドの話


今日は少し話題を変えて、私たちダイヤモンドに関わる者として一冊の本をご紹介させてください。フリージャーナリストの後藤健二さんが2005年に書かれた『ダイヤモンドより平和がほしい』という本です。西アフリカのシエラレオネという国で、内戦中にダイヤモンド鉱山の利権を巡って子どもたちが兵士にされていた、いわゆる紛争ダイヤモンド(ブラッド・ダイヤモンド)の実態を、実際に元・少年兵のムリア君を取材して伝えた一冊で、後藤さんはこの作品で第53回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞されています。

美しい輝きを持つダイヤモンドの背景に、資源の奪い合いで人が傷つけられ、子どもが銃を持たされた歴史がある。この事実を受けて、国際社会は2003年にキンバリー・プロセスという原産地証明の仕組みを立ち上げ、紛争ダイヤモンドを流通から排除する取り組みが進みました。今、日本国内で流通しているダイヤモンドの多くはこの枠組みを通過したものです。

私たちリファスタも、日々ダイヤモンドをお客様から買い取り、次のオーナーへとお繋ぎしています。だからこそ、一つひとつの石の来歴に敬意を持ち、真贋を見極める査定技術を磨き続ける。それが業界に身を置く者の責任だと考えています。後藤さんが伝えたかった「ダイヤモンドより平和がほしい」という言葉、機会があればぜひ手に取っていただきたい一冊です。

■今日の健康


連日の猛暑で体力・気力とも消耗が積み上がる時期です。朝の水分補給には、真水だけでなく塩分・カリウムを含む経口補水液や梅干し・味噌汁など発酵食品を組み合わせると効果的です。エアコンの効いた屋内から炎天下へ出る際は、日陰で1〜2分待ってから歩き出すだけでヒートショックのリスクが下がります。無理せず短時間の休憩をこまめに挟んでください。

■海外マーケット(前営業日終値→今朝4:00 JST・2ソースクロスチェック済み)


昨夜のNY市場は日本時間今朝未明のFOMC結果発表を受け、貴金属が大幅反発しました。金スポットは水曜終値4,028.33ドル/ozから今朝4:00時点4,113.00ドル/ozへ、+84.67ドル(+2.10%)の急伸。プラチナも1,623.30ドル/ozから1,648.00ドル/ozへ、+24.70ドル(+1.52%)の反発。米10年債利回りは4.61%→4.63%と小幅上昇、ドル円は163.84→163.24円と-0.60円の円高進行で、金の円貨換算は上昇幅がやや圧縮される計算です。

■【FOMC結果(本日未明・海外イベント結果)】


米連邦公開市場委員会は政策金利フェデラルファンド金利誘導目標を3.50-3.75%で据え置きを決定、5会合連続の据え置きとなりました。採決は9対3で、Hammack・Kashkari・Loganの3名が反対し「0.25%利上げ」を主張したことが判明。緩和バイアス(声明の「額外」文言)への異議として位置付けられます。市場は「据え置きは織り込み通り+利下げ観測後退でドル安+前日の売られ過ぎからの反発」と解釈し、金・プラチナともに買い戻しが優勢となりました。

■国内相場(前営業日確定・本日木曜10時に書き換わります)


昨日水曜(7/29)10時更新でリファスタ国内公表価格は前日火曜比マイナス方向へ動きました。金国内公表価格(税込)は23,065円/g(前日比 -211円)、K24・999は21,911円/g(-201円)、Pt900×K18プラチナメインは8,722円/g、Pt900は8,531円/g(-48円)が水曜確定値です。この数値は水曜引け水準を反映したもので、本日木曜10時更新でFOMC通過後の海外反発分を織り込んで書き換わります。

■【本日10時更新の動向予想(レンジ)】


海外水曜終値ベースで金+2.10%・プラチナ+1.52%の反発を受け、ドル円-0.37%の円高分を相殺しても円ベースで上振れ方向の見立てとなります。K24買取価格(税込)は 23,300円〜23,600円/g のレンジで、中心値は23,450円/g前後を想定。Pt900×K18プラチナメインは 8,800円〜8,950円/g のレンジで、中心値は8,870円/g前後の見立てです。ただしFOMC通過直後で市場ボラティリティが高い環境にあり、朝方のNY時間外・アジア時間の動き次第で明日金曜10時更新に向けたgap riskが残ります。反発と表現できるのは2ソース両方で確認できたためですが、ドル円の円高進行が上値を抑える可能性もあり過度な期待は禁物です。

■今週の山場


FOMC通過後の焦点は今夜発表の米第2四半期GDP速報値、明日金曜発表の米6月PCE物価指数(FRBが最重視するインフレ指標)に移ります。GDPが強含み・PCEが高止まりならタカ派解釈で金利上昇・貴金属下押し、逆に減速シグナルなら金利低下・貴金属追い風の展開です。今週後半も相場が動きやすい環境が続きます。

■ダイヤモンド市場


RAPI月次値(常設)は0.30ct +2.1%/0.50ct +0.9%/1ct -0.3%/3ct -0.5%で、依然として小径〜中径のプラス圏・大粒(1ct超)のマイナス圏という二極構造が続いています。7月限定企画の「宝石の中まで見える査定」(1粒0.5ct以上・10,000円キャッシュバック)は明後日7/31までがラストチャンスです。0.5ct前後の石をお持ちの方はこの週末までの枠内でぜひご検討ください。

■本日の判断材料まとめ


・NY金 今朝4:00 4,113.00ドル/oz(水曜比 +2.10%)、プラチナ 1,648.00ドル/oz(+1.52%)
・FOMC 政策金利3.50-3.75%で据え置き(5会合連続)、9対3で反対3名は利上げ主張
・米10年債 4.63%(+0.02pt)、USD/JPY 163.24円(-0.60円の円高)
・国内 水曜10時確定 K24・999 21,911円/g(-201円)、金国内公表価格(税込) 23,065円/g(-211円)、Pt900×K18メイン 8,722円/g
・本日10時更新見立て K24買取(税込)23,300〜23,600円/g中心23,450円前後、Pt900×K18メイン 8,800〜8,950円/g中心8,870円前後
・今夜 米Q2GDP速報値、明日金曜 米6月PCE物価指数(最重要インフレ指標)

毎朝お届けするこのレポートが、皆さんの一日の判断材料となれば幸いです。

■【本日の営業・店舗情報】


本日木曜は両店舗とも通常営業しております。営業時間は10:00〜17:00(池袋店木曜のみ10:30開店)。ご来店・LINE査定・宅配買取いずれもお気軽にご相談ください。心斎橋店は8/2(日)〜8/5(水)夏季休業予定、8/6(木)より通常営業を再開いたします。

■【お知らせ】今月のキャンペーン(2026年7月・7/31まで)


『【7月限定】宝石・ダイヤ買取の5大企画開催』(お申込・ご到着期限 2026/7/1〜7/31)


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※本レポートは情報提供を目的としており、投資・売却の判断を推奨するものではありません。

【データ出典】

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杉兼太朗
専門家

杉兼太朗(貴金属・宝石・ブランド品買取業)

ラウンジデザイナーズ株式会社 リファスタ

貴金属、宝石、ブランド品を買い取り、価値を正当に評価して次世代へとつなぎます。無料LINE査定や宅配買取にも対応し、急な資金の用立てや、終活、遺品整理といった幅広い顧客のニーズに寄り添います。

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