「AIに全部読ませて振り分けさせる」が現実的な価格になってきた話
AIの業務処理は「止まっても続きからやり直せる」仕組みで作りましょう
※この記事は、以下の当方ブログの要約です。全文は以下をどうぞ。
StepFunctionsでAIワークフローを組む
「AIで書類の要約を自動化したが、時々止まってしまい、どこまで処理したのか確認するのに手間がかかる」。生成AIを業務に取り入れ始めた企業で、こうしたお悩みを伺うことが増えてきました。
生成AIのサービスには、一度に受け付ける量に上限があります。大量の処理を一気に流すと、途中で受け付けを断られて止まることは珍しくありません。簡単なプログラムで作った自動化では、止まった後に最初からやり直すことになりがちです。その分、時間も利用料も余計にかかります。
私は、AIを使った業務処理を作るときには、処理の流れそのものを管理する仕組みを使うことをおすすめしています。AWSの「Step Functions」はその一つです。この仕組みを使うと、次のことができます。
1つ目は、処理の記録が残ることです。どの書類をいつ処理し、どんな結果になったかを後から確認できます。監査や品質の確認にも役立ちます。
2つ目は、失敗した分だけをやり直せることです。100件のうち3件が失敗したなら、その3件だけを再処理できます。
3つ目は、人の確認を組み込めることです。AIが作った結果を担当者が承認してから公開する、という流れを作れます。承認を待っている間は費用がかかりません。
費用面も試算しました。100件の記事を要約した場合、仕組み側の費用はごくわずかで、費用のほとんどはAIの利用料そのものでした。管理の仕組みを入れても、全体の費用はほとんど変わりません。
「AIの自動化を試してみたが、運用が安定しない」「人の確認をどこに挟むべきか分からない」。そのような場合は、お気軽にご相談ください。業務の流れの整理から一緒に考えます。
※2026年10月時点の公開情報に基づきます。金額は仮定した条件による試算です。



