第二の仕事の相談にある対照的な2タイプ
3連休最後の月曜、建国記念日です。
天気も良く、行楽日和になりそうですね。
今日は、
いつもの相続の話題から少し離れてみたいと思います。
男性の場合、人生の中で仕事が占める比重は
大半と言ってもいいのではないでしょうか?
しかしながら、自営業の場合を除けば、定年退職という
「期限」はつきものです。
最近は65歳定年制が法制化されましたが
いずれはたどり着くことに変わりはありませんね。
仕事から離れたとき、貴方はどこに居場所を見出しますか?
まず考えるのは再就職や転職でしょう。
ですが、これは現状はかなりの狭き門です。
当面の生活に問題のない状況であれば
次の選択肢は地元での社会活動参加でしょうか。
意外に地元での人的交流や情報交換の中から
就職先が決まるというケースもあるので捨てたものではありません。
ですが、新しい人間関係の構築は
そう簡単に出来るものではありません。
そのためにも、退職前の地域デビューが大切なのです。
地域のつながりを大切にする事に関しては異論はないようで、
震災後の調査で強く意識したことの項目では
これを挙げた人は 全体の33,5%で 3人に一人が挙げていました。
男女別では女性の方がやや高いようです。
また年齢が上がるとより女性は意識を高めています。
(参考)
40代男性 28,9% 40代女性 30,6%
50代男性 31,2% 50代女性 41,4%
なかなか男性が伸びない理由としては
男性は中高年になればそれなりに会社では責任ある立場となり、
若年層や女性と対等に接する機会が減り、ともすれば苦手意識が先に立ちます。
言い換えれば
業務能力は高いが、コミュニケーション能力は低いという事です。
女性でも
最近は共稼ぎを始め仕事を持っていた人は近所の主婦層とは疎遠になり、
男性と同じ状況になる傾向は増加しているようです。
よく言われるように、
会社を離れれば、肩書には何の意味もありません。
肩書を忘れると共に、老いも若きも「対等」という
意識で接することも大切でしょう。
特に男性の場合は、女性の話をじっくり聞くという事が
地域社会に溶け込むには欠かせないポイントです。
また、過剰に新参者とへりくだったり、
何でも引き受けるようなことはやめましょう。
出来る事、出来ない事は最初に明確に伝える。
そうしませんと、「断ると嫌われる」などの意識が
だんだん強まり、次第に交流自体を避けるようになってしまいます。
まとめますと
1)肩書を忘れる
2)誰もが対等な立場と心得る
3)出来る出来ないを明確に伝える
4)女性の話をじっくり聞く
これを意識する事。
あとは、気の合う人を早く見つける事でしょうか?
どうです?
これらのことを退職後から始めると結構時間がかかりますよ。
退職前の今から、
少しづつ、
地元デビューを始めていきませんか?