上質なレジデンスの見分け方。素材(石)編
三大都市圏はリーマンショック以後初めて上昇に転じました。
ちょうど一年ほど前から肌で感じ始め「下げ止まり、反転の兆し」と他のコラムに書いたことを思い出します。
2007年以降は「指値」が当たり前で、月額賃料50万円の住戸を当然のように40万円で交渉できてしまう状態でした。
ところが一年ほど前から物件によっては指値が通らないケースが散見しだし、そして今回の公示価格発表。
不動産経済研究所のレポートでは1億円を超えるマンションの供給数は前年の約2倍で、これは91年以来最多。
要因はファンドマネーの流入やアベノミクス、はたまた五輪効果といった所が挙げられていますが、その辺はアナリストの方にお任せして。。。
気になるのは「いつ借りるべきか」。
もうこの前振りでアレなんですが、確かに「今」ではあります。
賃貸市場は株や土地の上下に連動しますが、実際には3年ほど遅れて連動するイメージです。
ただし高級賃貸市場はもっと早く、おそらく1年も経たず相場に反応してきます。
借主の「買板」に貸主が降りてきていた7年間でしたが、ここからは売板に借主が当てていく、そんなトレンドに入りそうです。
最後にひとつ。
「どんな物件が狙い目になってくるのか」
築15年以上、総戸数の多い、100平米超、こういったレジデンスにお得感が増してきます。
新築はすでにチャレンジ価格できており、やや手遅れ感があります。
その一方で総戸数が多く従って空室住戸も多いレジは、その図体の大きさと新築に対する競争力の低さから、景気の恩恵はワンテンポ遅れます。
築20年でも良質なレジデンスは良質です。
むしろ新しいレジよりも住人のクオリティが良い場合も多々。
また折を見て面白いレジデンスをご紹介していきます。
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