【メディア情報】金相場価格デイリーコメント週間まとめ(5/27〜5/31)
ファイナンシャルプランナーの水野崇(CFP認定者/1級FP技能士)が、金・貴金属買取を全国展開している「なんぼや」HPに、平日は毎日「金相場価格」の専門家コメントを提供しています。
今週の金相場価格の振り返りとして、1週間のデイリーコメントをまとめました。また、現在のドル建て金価格参考レート(XAU/USD)はこちらでご確認いただけます。
金相場価格・今週(10/7〜10/11)のデイリーコメント
■10月11日(金) 9:00
金買取価格相場 13,763円(前日比 +99円)※1g
2024年10月10日(木)のNY金先物は反発となりました。注目されていた米消費者物価指数(CPI)は市場予想を小幅に上回り、発表直後は売りに押されました。インフレ鈍化傾向を示すCPI結果であったことで11月FOMCの利下げ見通しは変わらず、金相場は押し目買い優勢の展開に転じ前日比プラス圏で終了しています。外国為替市場でもCPI発表直後には149円台半ばまで円売りドル買いが進みました。その後すぐに148円台前半の水準に戻し、東京市場ドル円は148円台やや後半での推移となっています。国内金価格のもう一段の上昇には、円安の後押しが必要な状況です。
■10月10日(木) 9:00
金買取価格相場 13,664円(前日比 +16円)※1g
2024年10月9日(水)のNY金先物は3営業日続落となりました。FRBの大幅利下げ観測が後退したことで米国債利回りが上昇し、ドル買いが進む展開。ドル建て金価格は9月26日(木)に最高値をつけた以降、上値が重く推移しています。テクニカルでは、8月5日(月)安値と9月4日(水)安値とを結ぶサポートライン付近に位置し、現状は下値目処として意識される水準。9月17日(火)~18日(水)に実施された米FOMCの議事要旨が公表されましたが、利下げ幅についてFOMC参加メンバー間で意見の相違があったことが伝えられています。
■10月9日(水) 9:00
金買取価格相場 13,648円(前日比 -100円)※1g
2024年10月8日(火)のNY金先物は続落となりました。10日(木)の米消費者物価指数(CPI)待ちで積極的な買いが手控えられ、ドル建て金価格は利益確定の売りが優勢となり下げ幅を広げる展開でした。市場では、CPIの結果でインフレ懸念が示された場合のマーケット急変リスクに警戒感が高まっています。金をはじめとする貴金属の国内価格は、ドル建てで取引される国際金価格をドル円レートで換算して算出されます。国内金価格は10月7日(月)に13,842円をつけ最高値を更新しましたが、足元での円安ドル高の進行が価格上昇要因でもあり、円高基調に転じれば上値が重くなることが想定されます。
■10月8日(火) 9:00
金買取価格相場 13,748円(前日比 -94円)※1g
2024年10月7日(月)のNY金先物は反落となりました。米雇用統計が労働市場の堅調さを示す強い結果であったことから、FRBの大幅利下げ観測が後退し米国債利回りが上昇。金相場にとっては上値の重い展開となりました。重要なインフレ指標である米消費者物価指数(CPI)の発表を10日(木)に控え、やや様子見姿勢も強まっています。前日に過去最高値を更新した国内金価格は、早期の14,000円突破への期待が高まっています。
■10月7日(月) 9:00
金買取価格相場 13,842円(前日比 +138円)※1g
2024年10月4日(金)のNY金先物は反落となりました。予想を大きく上回った米雇用統計の結果を受けて、ポジティブサプライズとしてマーケット環境が一変。中東情勢の地政学リスクの高まりから買い優勢だったドル建て金価格は、雇用統計後に売られ前日比マイナス圏で取引を終了しました。強い雇用統計で労働市場の懸念が後退し、11月FOMCでのFRBの利下げ幅について市場の予想は0.50%から0.25%に縮小。円売りドル買いが加速し、ドル円は2024年8月中旬以来となる1ドル=149円ちょうど近辺まで、円安ドル高が急速に進みました。国内金価格は円安進行を追い風に、これまでの過去最高値を更新しています。
【メディア情報】水野崇(CFP/1級FP技能士)が金・貴金属買取の「なんぼや」に金相場価格のデイリーコメントを提供
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