森田都プロのご紹介
美しい日本語と魅力的な話し言葉で、あなたの印象をアップ!(2/3)
自分自身で「気づき」を得られるかがアナウンサーの分かれ道
「過不足なく論理的に、しかも感じよく話すことがアナウンサーの仕事。つまりアナウンサーとは職人のようなもので、それらのスキルは一朝一夕に身に付くものではありません」
アナウンサーという職業は、どのような場面でも、声、語彙、話し方などの多様なスキルを駆使し自在に操れるよう、自分の中に落とし込んでいく職業だと森田さんは話します。
仕事を続けていくためには、先輩や上司から言われたことを経験とともに自分で整理し気づき、自分のものにする。その「気づき」が土台となり、現在の仕事にも活かされていると言います。
森田さんは、アナウンサーとして活躍する一方で、女性アナウンサーによる朗読グループ「Swimmy」のメンバーとして講演や朗読会などの活動を2000年から行っています。
そこでは、朗読と音楽で心を癒す朗読音楽ライブをはじめ、学校や病院・高齢者施設での朗読会や講習会、話し方などをテーマにした企業研修等にも取り組んでいます。
朗読の世界は奥が深く、森田さんは朗読の魅力についてこのように語ります。
「朗読はただ物語を声に出して読むだけではなく、声のトーン、抑揚、高低、話し方のスピードの緩急、さらには『間』に至るまで、それらの要素を複数成立させることが重要です。朗読のスキルは読み聞かせや人前で話すことにも通じるものがあり、この技術を習得した上でスピーチができれば、それはそれは魅力的な話ができるようになるのですよ」と森田さんは目を輝かせます。
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