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斉川貴子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

【アップデートしてください「スカートとスピーチは短い方がいい」は通用しません!!】

斉川貴子

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テーマ:伝え方

こんにちは。
人の心を惹きつける話し方をお伝えしているサイカワです。


パーティーの司会をしていて今だにたまに耳にするフレーズ
「スカートとスピーチは短い方がいいと言いますので〜、私も手短に〜」
スピーチをする人が前置きや締めの言葉として使うフレーズ。

令和の時代に!
コンプライアンスの強化が叫ばれるこの時代に!!
ハラスメント対策を重要な経営課題と認識している企業も増えている中で!!!

このフレーズを使うのは40代以降の男性の方々にみられます。
会社では管理職の肩書を背負っている世代。

その方々が所属する会社でもハラスメントについては指導されているはずで、
管理職であれば指導する立場にある方々なはず。
それでも、いまだにこのフレーズを言う方がゼロではないのです。

「スカートとスピーチは短い方がいいと言いますので〜」と言うと
男女問わず20〜30代の若手世代の方々からヒソヒソと
「今の時代に何言ってるの」「マジでアウトでしょ」「あれが上司ってハズい」
実際そんな声も聞こえてきます。

このフレーズを使う方々の心理として
ハラスメントに値する言葉かどうかの判断の前に、
<自分のスピーチが上手くいくかどうか><ウケるかどうか>などを考えているからであり
緊張をほぐすために言ったり、
話す内容が浅く短いために早く切り上げるための切り札として使っているのでしょう。

ちなみに、このフレーズを大勢の人前で言うとどうなるかというと
全体の空気が一瞬凍りつきます。
そして、<冷笑>です。

大概、<冷笑>を本人はウケて笑ってくれたと思い込んでいる様子。
「緊張」または「人前で話せる自分に酔いして」周りが見えていない人が殆どです。

パーティーや公の場で普通にスピーチを頼まれた場合
誰も笑いを求めていません。
どのようなお話が聞けるだろうと期待はしても、お笑い芸人ではありませんので
笑いやオチのある話を期待していません。

それより、関わっている人との繋がりやエピソード・思いなど
スピーチを頼んでくださった方や主催者(社)に寄り添った内容で
堂々と話す方が聞き手の心に届くものです。

あのフレーズはお笑い芸人さんが芸としてやるから笑っていられるのです。
今の時代あれを実際のパーティーや宴会の場で管理職の肩書きや会社の看板を背負った大の大人が言っても笑えません。
逆に「大丈夫な会社?!」と思われるでしょう。

「スカートとスピーチは短い方がいいと言いますので〜」
はコンプライアンス的にNGだと分からないのであれば、
ハラスメント研修で学び、知識と意識のアップデートしてください。

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斉川貴子
専門家

斉川貴子(司会)

リ・コネクション

25年以上目の前に人の熱や反応を感じる現場で話し方を磨いた。ビジネスパーソンに必要なトークの武器となる話し方を丁寧に指導。メンタルトレーナーの資格を活かしたリーダーシップ研修などの実績も豊富。

斉川貴子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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