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斉川貴子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

【影響力のある話し方・リーダーの話し方】

斉川貴子

斉川貴子

テーマ:伝え方

新年度ですね。
新入社員を迎えた方、また新しい部署へ異動した方など多い事でしょう。
いかがお過ごしでしょうか。

今回は、部下をもった方々へ向けてへのお話です。

私のところへ話し方を学びたいといらっしゃる方の大半は
「人に影響力を与える話し方を学びたい」
「リーダーの存在になる話し方を学びたい」
とおっしゃいます。

受講者の方々の意識が高く
話し方のスキルを学びたいという情熱が
私を<一つでも多く伝えたい><多くの事を持ち帰って欲しい>という気持ちにさせてくれます。

ただ、
人に影響力を与える話し方やリーダー的存在になる為に
堂々と人前で話す技術を学んだからと言って、
【翌日からリーダーになれる訳でも人に影響力を与える人になれる訳ではない】
ことは理解して下さいね。

いくら「私がリーダーだ!」
「俺の言葉、心に刺さるでしょ!」
と自ら言ったところで
周りがあなたをリーダーとして信頼のおける人物・心に刺さる影響力のある言葉だと感じなければ
真のリーダーでも影響力を与える人でもありませんね。

リーダーになりたい、影響力を与える人になりたいなら、
声や話し方のスキルに【日頃からの】人に示す行動の積み重ねが伴ってこそです。

口数が少なくてもリーダー的存在・影響力を与える人として
一目おかれている人は多くいらっしゃいます。
まさに、鍛練を重ねてきた職人さんのような人。

言葉に行動が伴なわなければ
「口ばっかり」「信用出来ない」「ただのワガママだよね」と陰で言われてしまいます。

リーダー的存在からは程遠く、
悪い影響力を与える人になってしまいますね。

リーダーになりたい方・影響力のある話し方を
目指す方へ。
こんなお話しをご存じですか。

熊本城を築いた熊本藩初代藩主
加藤 清正(かとう きよまさ)のお話です。


『 加藤清正は、
平時でも常に腰に米3升と味噌、
銀銭300文を入れていた。

ある時親友の福島正則が
「それでは腰が重いだろうが」
と述べると、

「わしだって軽くしたい。
 だが、 わしがこうしていれば家臣も見習い、
 常に戦時の備えを怠らないだろう」

と答えたという。

また、
平時に腰兵糧をつけるのを忘れた小姓を
怠慢であるとして免職にしたという。』



…あなたはこの話から何を感じますか。

万が一の為の備えは大事、
日頃から準備を怠るなという意味もありますね。

でもそれ以上に

「わしがこうしていれば家臣も見習い
常に戦時の備えを怠らないだろう」

あなたの部下・後輩・周囲の方々は
あなたを、あなたの背中を、見ています!

日頃から見られている意識を持っていますか。
今からでも遅くありません。
日々の行動から影響力を与えられる人を目指しましょう。

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斉川貴子
専門家

斉川貴子(司会)

リ・コネクション

25年以上目の前に人の熱や反応を感じる現場で話し方を磨いた。ビジネスパーソンに必要なトークの武器となる話し方を丁寧に指導。メンタルトレーナーの資格を活かしたリーダーシップ研修などの実績も豊富。

斉川貴子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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