【返事をしないのは返事をする習慣を知らないから】
あなたの業界の専門用語には
どんな言葉がありますか。
また、その業界の専門用語と同じように
カタカナビジネス用語も
即座に意味を理解出来ないという意味では
ある種の専門用語と言えるではないでしょうか。
例えば、
コンセンサス・イノベーション・ASAP…
まさか、
その専門用語を異業種の方々に説明する時に
そのまま使っていませんよね?!
使っているなら、今すぐその専門用語を
そのまま使って話すのはやめましょう。
あなたにとって、当たり前に使う言葉も
他人にとっては当たり前ではないのです。
特に異業種の方々には全く理解出来ない
宇宙の言葉です。
使う側には便利でも、
聞く側にとっては必ずしもそうと限りません。
相手は理解するのに労力と時間が掛り、
温度差が生じます。
【あなたが常識として使う言葉は
相手には非常識なのです!】
なんとなく会話が噛み合わない、
けげんな表情、
こうなってしまうとコミュニケーションの妨げになります。
専門用語は誰もが知っている言葉にしましょう。
話し上手な方は
人が理解出来るように分かりやすい話し方を
心がけ、難しい言葉は使いません。
専門用語を使わずに説明出来るか!
と言いたいあなた。
専門用語を全く使わないのではなく
専門用語も解説しながら話すのです。
そうする事で、専門知識のない方もイメージができ、理解と興味を持ちやすくなります。
意味が分からないけどよく耳にする
先にあげたあの言葉。
コンセンサス…複数の合意・意見の一致
イノベーション…革新、大きな変化
ASAP…早急に、出来るだけ急いで
こうして聞き慣れている日本語にすると
誰でも直ぐに理解できます。
企業研修をすると
自社のホームページに沢山使われている
専門用語・カタカナビジネス用語の
意味を伺うと、〈知らない〉
しかも、
〈意味を知らないまま異業種のお客様に
当たり前に使って説明している〉
という現状が多々あります。
自分で意味の分からない言葉を使っているのですから相手が理解出来ないのも当然。
そこから先は何も発展しませんよね。
話す事は食べる事や歩く事と同じ。
日常的な行為として意識せず出来ているもの。
しかし、相手に分かりやすく話すには
ただ話すのではなく、
〈表現力〉を磨く必要があります。
話す事・相手に伝える為の意識を持つ事から
始めましょう。