コンサルという仕事について考えること【システム会社目線】

笠原拓

笠原拓

テーマ:IT関係

自分が会社を経営する立場になってコンサルという仕事も目にするようになりました。
以前所属していた企業もよくわからないコンサルを入れ、社員が大量退職というのを
目にしております。

様々な企業で実際にあると思われますが、コンサル自体を否定するつもりはございません。
弊社も質問があれば対応しておりますので、情報を知るための連携先ということであれば
大きな問題はないと思います。
ここでのポイントは経営層が丸投げしていないかというところになります。
コンサルは現場業務を知っていることがあまりありません。
そのため、一般的な提案をしてきます。効率化とか人員削減など。
ここでコンサルが判断に入ってくるとおかしな状況になりえます。

所謂理想だけを押し付けて現実を知らず、現場に無理やり対応させることになります。
先にお伝えした以前所属していた企業はこんな感じでした。

あくまで経営判断という部分は必ず経営者が判断しなければいけません。
コンサルは失敗しても責任は取ってくれません。
そして一度壊れた組織を修正するのはかなり難しいです。

弊社ないし私がコンサルという業務を原則しないのはこのような理由です。
お話はできても責任はとれないですし、そもそも現場を知っている人が
判断するべきだと思っています。

弊社でも様々な企業とお付き合いをしておりますが、判断部分を外に渡すようなことはしません。
どんなに悩んでも自分の会社なのですから、自分で判断するべきです。
それをご理解いただけた上で、弊社にITシステムについて相談いただけるのであれば、
全力でお応えしたいと思います。

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笠原拓
専門家

笠原拓(システム開発エンジニア)

株式会社MareSpera

店舗を経営している方々からのリクエストを基に直感的に使いやすいシステムを構築・販売しています。技術のプロとして正当に評価されるべく、プライドを持って多くの方に還元できるシステム開発を心がけています。

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