キャッシュレス決済が負担になるのか【システム会社目線】

少し古い記事ではありますが、このような記事を見かけました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a04491a3a8b360fac9ee0b5201cf4c2876577071


地方スーパーがキャッシュレス決済を止めて現金のみの決済にされたという話です。

様々なキャッシュレス決済方法があります。クレジットカードやQRコードなど様々な方法があります。
その中でお店側は手数料を一定の割合で支払いをしています。3%～5%程度が多いでしょうか。
そのくらいならと思うかもしれませんが、利益率が低い業種の場合はこの手数料が無視できないものになります。
なお、手数料を上乗せするのは規約違反になるので、その方法も取れません。
また、記事内でもあるように設備導入やその点検費用。問題が起きた場合の対処費用などを考えると、
お客様にとっては便利であっても企業からすると負担になります。

その店の客層などを踏まえて判断するということが必要になります。
弊社のようにシステムを扱う企業も同じで、得手不得手というものがあり、
向いている向いていないがあります。
弊社製品は整体やカイロなどには向いていますが、同じ予約を使う飲食店にはあまり向いていません。
そのため、各々が使って考える必要があります。

キャッシュレスは便利ではあり、使ってはいますが、やはり現金が使えるというのは安心感があります。
なんでもシステム化というのはメリットをなくしてしまうものとも思えます。
せっかく現金が信用して使えるわけですから、デジタルとアナログをうまく使い分けて
よりよいサービスを提供できるようにするのがお互いメリットになるのではないでしょうか。

弊社はシステム開発会社ですからシステムを使ってほしいと思ってはいます。
ただ、無理やり作るのではなく、本当に必要なものを必要なだけ作成し運用してもらい、
使ってよかったと思われるものであるべきと考えております。
弊社スローガンである「関わる人すべてがプラスに」はそのような考えで掲げております。


もしシステム運用周りでお悩みがある場合は是非お声かけください。