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笠原拓

関わる人すべてをプラスにするシステム開発者

笠原拓(かさはらたく) / システム開発エンジニア

株式会社MareSpera

コラム

パソコンの処分方法について

2024年3月12日

テーマ:IT関係

コラムカテゴリ:くらし

パソコン処分の方法についてちょこちょこ聞かれることが
ありましたので記事にさせていただきます。
仕事でもプライベートでもパソコンやタブレットというのは
普通にどこにでもあると思います。
ただスペック上昇の進化はかなりあり、5年程度たつとやはり古くなり、
不具合があったり、性能が衰えてくるので、買い替えということが
発生してくると思います。

処分するとなったら以下の対応が多いのではないでしょうか。
1.メーカーに回収してもらう。
2.自治体に回収してもらう。
3.家電量販店で回収してもらう。
4.購入時に下取りサービスを使う。
5.メルカリやフリマなどで売る。

1~2がゴミとして単純に捨てる、4,5は売却のイメージ、3は両方ありうるでしょうか。

どの形でも気にしてほしいのはSSD,HDD等記憶媒体がある場合対応です。
データ自体は全て削除、もしくは工場出荷状態に戻すというのが好ましいです。
所謂パソコン上で削除、ゴミ箱を空ではデータ自体は消えていません。
そのためツールを使うことで復元を難しくする手法や、物理的に破壊するという形がとられます。
どの手法もデータ削除というのは自身の責任で対応してくださいとどこもなっていますので、
自分の手から手放すときは必ず対応をしてください。
※わからない場合は不要に売らない方がよいです。

上記は普通に動かせる場合、SSDなどの記憶媒体が取り出せて動かせる場合です。
通常利用で壊れていても、専門的な対応をすれば復元できる場合や
ノートパソコンなど他のパーツがダメになっているけど、記憶媒体自体は動いている
ということがあります。
その場合はどうしたらいいでしょうか。

詳しい方ならいくらでも対処できるので問題はないですが、所謂普段使いしかしない人が
その状況を踏まえ対応するのは難しいです。
その場合は回収とデータ削除を行ってもらえるところにしましょう。
家電量販店や自治体(正確には依頼している企業)が各々やっています。
なお、「小型家電リサイクル法 認定事業者」かどうかは必ず確認してください。
大抵の大手家電量販店や自治体依頼している企業は取得されています。
その上で金額などを見てご判断ください。

実施してもらえるかとかちゃんとデータ消えているのかとか疑いだしたらキリがないですが、
ご自身の責任で対応されてください。
メーカも家電量販店や自治体も個人情報漏洩したとなれば大問題ですし、ビジネスに支障をきたすレベルでの
損害が発生することが予想できるため、流用するとか復元するとかのリスクをとるのはまずないと思います。
ただ物事に絶対はないので、漏洩リスクがないと言えばウソになります。
その辺を踏まえてどうされるかご検討ください。

私自身の経験として、メーカーや自治体、家電量販店など回収を依頼してデータ削除なども依頼したことはありますが、
その後情報が漏れ、クレジットカードや銀行情報に不正アクセスされたということもないので、
必要以上に怖がらなくても大丈夫だと思います。

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