AI技術について
どの業界も人材不足と言われており、取り合いになってはおりますが、
様々な事情により、休職される方も一定数いらっしゃいます。
弊社としてはその方とお会いし、考え方次第ではありますが、分け隔てなく
募集をさせていただいております。
その際にギャップを感じることもあり、企業側の考えというのも知っておいてほしいと思い、
コラムに記載しました。
ただ、システム会社の一経営者が思うことですので、全ての業界や人に当てはまることではありません。
その点をご理解いただいた上で読み進めてもらえればと思います。
1.休職期間の長さについて
数か月から数年という方がおりましたが、ここには様々な事情があると思います。
ただ、入れる企業側からするとブランクが長ければ長いほど厳しいという判断になります。
技術職でありますので、ブランクが長いほど新しい技術というのに追いつく時間が大きくなります。
また、現場感覚が鈍くなるのもあり、勘を取り戻すにも時間がかかります。
以前業務をしていた感覚と同じ状況になるには時間がかかります。
ある程度アルバイトやパートなどで触れていれば別ですが、全く仕事をしてなかった場合は
ご自身が思うよりできないことが多いです。
2.年収の話
上記の話と絡む部分にはなりますが、この部分も厳しい判断になります。
休職前の年収は当然配慮しますし、可能な限りリンクさせますが、最初に高めの設定をすると
勘を取り戻せてない状態でもそれ相応の結果を求められることになり、厳しい立場に置かれることになります。
弊社では当然生活できる年収をお出ししつつも最初は抑えめである程度慣れて問題ないとお互いに認識できる
ところで年収の引き上げというのを展開しています。
自分で言うので信用度はあまりないかもしれませんが、未経験で入った人の年収をしばらくしてから
上げた経緯はあります。もちろん社内・社外評価次第ではありますが可能な限り還元するようにしております。
3.自己評価の高さとメンタル面の問題
完全に個人的な感覚になりますが、ブランクがあるのに自信がある方が非常に多かったです。
もちろん自信持つべきところは持つべきではあるのですが、現場から離れている以上は多少譲る部分はあってほしいと思います。
IT業界自体も年収は上がっている傾向はありますが、ブランクが数年あるのに以前在籍していたところの年収以上が欲しいというのはいかがなものかと思います。
メンタル面での問題がある方も一定数おり、それがどのタイミングで発生するかは企業側からすると怖い部分もあります。
自分で言うと胡散臭くなりますが、当然守るべきところは守り、その上で会社と従業員が上手くやれる方法というのは
常に模索をしております。
当然人と人なので合う合わないはありますし、相いれない部分はありますので、そこを譲る必要はないです。
時に厳しいお話をする場合もありますが、一意見として受け入れていただければ幸いです。
何か質問やお話したいことがあれば問い合わせフォームからご連絡ください。