官公庁のパスワード付きzipファイルを廃止する方針について
以下のような記事を見つけました。
https://biz-journal.jp/company/post_381651.html#goog_rewarded
https://biz-journal.jp/company/post_380413.html
色々とシステムで不具合が多発しており、それを何とかしてもらう
要員の募集内容がちょっとということのようです。
内容確認しましたが、確かに大手企業のシステム刷新でPMを募集するには安いとは思います。
また、今回関わった企業の問題も多々あると思います。
しかしそれ以上に気になるのは依頼社側がどこまでベンダーコントロール(調整)ができるのかというところです。
PMを入れても経営判断が必要なところは必ず出てきますし、予算感やスケジュールの管理をどこまで
任せてもらえるのかというのも動かせる範囲が変わりますから影響します。
今まで調整役がいなかったことを踏まえれば、PM人材を入れることは必要だと思いますが、
いきなり内製化はノウハウがなさ過ぎて厳しいので、信用できる他社に開発をしてもらいながら人を集め、徐々に移行させるべきと思います。
さらに規模感にもよりますが、グループ会社も含まれば1人で管理することなどできませんから、複数人いります。
このご時世どの業界でもITを完全に排除して経営するというのは不可能であると思います。
細かい部分はベンダーに任せるにしても大枠の仕組みや考え方は経営者として理解すべきだと思います。
丸投げ気質がどこかあり、それによるしっぺ返しを貰ったというところもありそうです。
あくまで私個人が記事を見て感じた感想であり、内情は全く知りません。
もし、私がマネジメント面で入ってくれと言われたら経営者への定期的な打ち合わせの実施と予算や期間の権限がほぼ貰える
ということであれば何とかできるのではないかと思います。
ただ、システム開発自体大規模になりますから一人でできるものはありませんし、チームで動くことになりますから、
その状況次第です。プロジェクトはなまものと言われたりしますが、状況に応じて対応を変えて行く必要があり、
想定しない状況になった場合は都度相談が必要になります。
そのあたりを経営者も理解し、協力してもらえる体制ができれば改善されるのではないでしょうか。