ベンチャー零細企業における掲載型・スカウト型の人材紹介サービスについて
IT関係ではありませんが、弊社の実体験をお伝えできればと思いコラムに
させていただきます。
住所を調べていただくとわかってしまいますが、
レンタルオフィスを使用しております。
それを今後は普通の事務所をお借りし利用させていただく形となります。
今回は3年お世話になったレンタルオフィスと普通の事務所を契約するにあたり
違いを経験からお話できればと思っております。
もし事業を始める方がいれば参考になれば幸いです。
なお、実経験からのお話なので全てのパターンには当てはまらないことは
予めご理解ください。
レンタルオフィスと普通の事務所(賃貸借契約)でそれぞれの特徴を
書き出してみます。デメリットは裏返しの部分が多いので割愛します。
①レンタルオフィス
・初期費用がほとんどかからない。
・空いていればすぐに入ることができる。
・賃料や共益費に水道光熱費やネットワーク費用が含まれている。
・電話やプリンター等を利用料だけで使用することができる。
・契約単位が短く設定できる(3ヵ月や6か月等)
②賃貸借契約の事務所
・同じ金額で広い事務所を借りることができる。
・人数が増えた場合の調整をしやすい。
・自由な配置、デザインにすることができる。
・賃料(サービス料)を変更するのが難しい。(特に値上げの場合)
ポイントはレンタルオフィスは業務をするのに必要なものが予め揃っており、
すぐに業務を開始できるところです。
起業時は何かと費用がかかることが多いため、その部分がほとんどかからないのも
ポイントになります。
ただ、その分かなり割高になります。
私が入った時はまだ人気がなく今指定されている月額費用よりかなり低く設定されていたこともあり、
そのデメリットはほとんどありませんでした。
今は人気の場所となり部屋が埋まってくると当初想定した本来の金額に変更されております。
レンタルオフィスはサービスの提供という立て付けなので、提供者側がある程度自由に金額設定できるという性質なもので
理由が明確でなくともそこに入る以上はそれに従わざる負えないという状況になります。
逆に所謂賃貸借契約の事務所の場合は、賃料を上げる場合に法律というハードルがあるので、勝手に貸主側が上げることはできません。
理由の説明を行い、双方合意が必須となります。一方的な話にはならない場合が多いです。
初期費用や諸々の手続きの煩雑さ、賃料以外の支払いはありますが、一度準備ができてしまえば結果的に費用は抑えられる形にもなります。
各社の状況や考え方によりけりではありますが、最初はレンタルオフィスで初期費用抑えつつ業務を行い、ある程度準備ができた段階で
賃貸借契約の事務所に移動するというのが、よい流れなのではないかと思います。
特に事業がある程度見えてきて人を増やすというフェイズになった場合は賃貸借契約の事務所への移動を検討したほうがよいと思っております。
弊社も人数が増えるというタイミングでの移転なので上記パターンに当てはまります。
弊社の実例をもとに書いてみましたが、参考になれば幸いです。