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コラム
システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の違い
2020年5月19日
よく日本ではシステムエンジニアとプログラマーを別の職種として扱われておりますが、
システムエンジニアという表現はあまり海外にはありません。
日本のイメージ
システムエンジニア:要件定義から開発(プログラム記述も含む)、運用保守まで全て。
プログラマー:コーディング(プログラムを書く)だけをする人
欧米のイメージ
システムエンジニア:システム工学に関わるエンジニアの人等、日本のイメージはない
プログラマー:日本のシステムエンジニアを含む場合がある。
今はある程度欧米でもシステムエンジニアで話が通じるところはありますが、そこまで認知はされていないようです。
システム管理者であれば「システムアドミニストレータ」
開発者なら「デベロッパー」「ソフトウェアエンジニア」「アプリケーションエンジニア」など
実際の業務に近い言葉を使われます。
「プログラマー」もこの開発者の一つの表現であるため、実際日本のシステムエンジニアと同じような
作業をされている方も多いです。
日本ではプログラマーというとあまり評価されない傾向はありますが、コードを書ける人がいるから
要件定義も意味があり、設計も意味があるので、そこに優劣はありません。
所謂分業の考え方です。
欧米ではプログラマーは花形職業とみられているところもありますので、日本のようなイメージでいくと
恥をかきますので要注意です。
エンジニアといいつつコードが書けないどころか仕組みや考え方が論理的思考になっていない方が
多い気がします。
コードを書かないのは状況からある程度仕方ないのかもしれませんが、仕組みや考え方は理解した上で
業務を依頼してほしいものと思います。
元々エンジニアだった人間として、そのことを願うばかりです。
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