アラフォー&アラフィフからのおしゃれのポイント
自分の洋服に対する考え方とか
価値観は、本当に人それぞれですよね。
洋服が大好き、という人もいるし、
まったく気にしていない、という人ももちろんいらっしゃる。
毎日コーディネートを考えるのが楽しい、という人もいるし
まったくもって面倒で無頓着、という人も。
若い頃はある意味生き方も定まっていなかったり
人生経験からかもし出る雰囲気もまだそれほど強くなかったり、と
ファッション性が高いものでも
ある意味どんなものでも着れてしまう年頃かもしれません。
でも歳を重ねていくと、
おのずと心地よいライフスタイルの方向性が出てきたり、
職業・環境によっての経験値も増え、
働く女性として
ママとして
それがどんどん個性、雰囲気となって強く見えていきます。
そんな中で、誰しもが身につけている洋服。
当たり前のようだけれど、洋服を身につけていない人はいない。
だからこそ、
装い方にも、「その人」がどんどんと現れていきます。
ところが、洋服の着こなし方に対しては
「もう〜若くないから昔ほど気にしないで適当に選んでいる」とか
「そんなに人前にでるわけではないから地味に目立たないように」とか
「子育てに忙しいから時間も経済的にも余裕ないし」とか。
意識が低くなっていく層と
逆に意識が高くなっていく層の両極に平がるようにも感じています。
洋服・ファッションの楽しみ方
ファッションの楽しみ方には4つ、私はあるとお話しています。
1、ブランド&STORYを楽しむ
2、流行を楽しむ
3、TPOを楽しむ(パーティや式などの特別なシチュエーション含む)
4、日常を楽しむ(自分STYLEを楽しむ)
ひとつだけでなく、2・3ポイントを一緒に楽しむこともあると思います。
この4ポイントのうちの1〜3は、
特別な〇〇とつくような、特別な誰かとの、特別な場所、
のための着こなし方になることが多いでしょうか。
言い換えると、その時間、相手、場所がこなければなかなか楽しみにくい。
また特に私は人前にでるわけでもないから、と洋服を気にかけることが
特別なものとなってしまって嫌煙されるのも、この3つのポイントしか
楽しみ方があることを知らない方が多いのも事実ですね。
でも本来「服を着る」というシチュエーションは毎日のこと。
どんな人でも、毎日朝服を着るという行動をしています。
特別な時にちょっと頑張るのではなく、
毎日の過ごし方や自分との向き合い方から楽しみ方が変わり、
日常の時間の質が変わるのが、4番の楽しみ方です。
40代になったからこそ、
年齢を味方につけるには、4番の選び方が大切。
その4番の自分STYLEを楽しむ日常の洋服選びには
自分の仕事やライフスタイルに適したもの、
そして私が誰であるか
どんな環境で過ごすことが多いか
その上で
「自分がワクワクするモノを選ぶこと」と
「自分の印象・イメージに合ったモノを選ぶこと」
さらに
色やデザインが好きかどうか。
着心地感が大切とか、
汚れても洗濯しやすいもの、などの順番で
自分の優先順位の高い選択基準を考えて決めると
「自分STYLE」のファッションが出来上がっていきます。
「なんかいいかも」って買ってしまったけど、
結局着なかった、、、というのも良く聞くお話です(笑)。
それって、着るシチュエーションがイメージ出来てないのに
とりあえず買ってしまったから、、ですよね。
タンスの肥やし、なんてよく言いますが、
タンスは肥やしがなくても大丈夫!(笑)
ちゃんと^ ^育ちます!
自分がコーディネートしやすいように、育ちます。
タンスの肥やしになるものよりも、
必要なアイテムがちゃんと揃っているタンス!
そのほうがはるかに朝のコーディネート時間が効率よくなるし、
スタイリングの幅も広げやすくなります。
4番の自分Styleを楽しむコーディネートは、毎日のこと。
頑張らない。緊張しない。簡単にできる。
そして自分らしく楽しい気分で、心地よく過ごせるモノ、とかがいいですよね。
あなたらしく。
自分らしく。。。
毎日身につける洋服も、そんなモノでありたいですね。
魅力の総合演出家 斉藤典子