卒業・入学式用の洋服の選び方
昨日は今週の同行ショッピングのお客さまのうち
4名様分の取り置き&下見でいっきに銀座界隈を歩きまわりました。
そのうちのお一人の方のご依頼に
「8月のホテルのレストランでの仲間のパーティで
ドレスコードがイギリスに関連するものを何か身につけてくる」
という席で、
何を身につけて、何を着ていけばいいかわからない!!
イギリス風って?
タータンチェク?不思議な国のアリス?何したらいいですか〜〜!!!
とお客さまの声(笑)。
そんなお客様のお悩み解決のための準備もしてきました。
「ドレスコード」に緊張しないための準備
「ドレスコード」って、
普段と違うものが多いので、悩みますよね。
例えば、「白をみにつけてくる」とかだったらまだしも
カジュアルやフォーマルはわかりやすいけど
「ビジネスカジュアル」ってどの程度のこと?とか
今回のようにちょっと特別なテーマをいただくと悩みますよね。
今回のイギリス風の何か、というドレスコードは私も久しぶりに
しばらく考えました。
お客様に似合うもの、そしてコスプレにならないように(笑)、
さらにその時間と人とのコミュニケーションを存分に楽しめる装いにするために。
こういった特別な時間のための装いを決めるときには
まず最初にお客様から必要な情報をいただきます。
・日にち
・時間
・場所
・集まる人、人数
・集まる目的
・会の流れ
・その方の役割
・ご予算
・手持ちのものでテーマに合わせられそうなアイテムや
シーンにいつも使っているアイテム
もろもろ状況によって細かくうかがいます。
それは、TPOに合わせて、主催や相手の方にも失礼のないように、
参加の方にも失礼のないように、
そして一番はご自身が安心して楽しむ時間にしてもらうために。
日にちは、当然夏なのか秋に近いのかによっても装いは違いますし
会場で着替えたほうがいいのか、場所はあるのかによっても変わりますよね。
レストランなのか、ホテルなのか、昼なのか、夜なのか
何料理のお店なのか、
食事だけなのか、何かをするのか、その方の参加する役割や目的・・・
確認するポイントはたくさんあります。
そして、何よりも最後のチェックポイントとして
1回のその瞬間を思う存分楽しみたい!という方と
日々の洋服も欲しいからできればコストを抑えたい、という場合でも違います。
日々の着まわしにもちょっとアレンジするとか、少しのお直しいれて着れるもの
だったりすると、また幅が広がりますよね。
まずは、「慌ててとりあえず用意する」前にひと呼吸しましょう。
そして必要な条件を整理して、持っているものを確認して。
今回の方は、お菓子やお料理会をご自宅で開いたり、
集まる会もその関係の方々たちとのことなのですが、
フォーマルな会にはそんなに年間いかないので、何かいい案ないかも
お悩みどころだったようなので、
「ドレスエプロン」でイギリステイストなものを何点かお取り置き準備しました^^
「ドレスエプロン」って、本来はエプロンなんですが、
一見して普通のエプロンではないですよね。
普段のお洋服にみえるようなちょっとシルエットや柄のかわいらしいもので
パーティが終われば、普段のエプロンとして使用できるものです。
お洋服に合わせて着こなしパターンも考えられるので、
ちょっと面白いかわいいアイテムです。
今回お取り置きをお願いしたのは、こちらのお店。
http://amorico.net
それにパールのネックレスやクラッチバック、パンプス等を合わせていきながら
スタイリングを完成させる予定です。
魅力の総合演出家 斉藤典子