不動産無料相談会
不動産に限らず、生活していると似たような表示を見かけます。
例えば
・天気と天候
・青色申告と白色申告
・形成外科と整形外科
・借地権の賃借権と地上権
など、似たような意味合いに取られがちですが実は違いはあります。
今回は、「方位」と「電源周波数50Hz・60Hz」について簡単にご説明いたします
1.方位には、北を示す「真北」と「磁北」があります。
地図や間取図面などに北の方位が記されていますが、北極点を指す「真北」と方位磁石が指す「磁北」
にはズレが生じ、日本各地で西側に約3°~ 9°傾いていて、このズレを偏角と言います。
建築基準法では、真北を北として用いて、家相を観る場合は図面の方位ではなく、磁針を使って家相の
方位を調べます。
真北と磁北出典 : 国土地理院ホームページ
2.電気の周波数 50Hzと60Hz
一般家庭に供給されている電気は交流(AC)で、プラスとマイナスが1秒間に入れかわる回数(50回と60回)
の違いによって、電源周波数が50Hzと60Hz(ヘルツ)の地域があります。
その地域は、静岡県の富士川から新潟県の糸魚川を境に東側(東京方面)が50Hz
一方西側(大阪方面)が60Hz
周波数の違いによって、家電製品の機能低下や故障の原因になりますので、家電製品の新設や
引っ越しの際は、メーカーに確認をしましょう。
最近は、50Hz・60Hz共用(Hzフリー)が多くなり、電源周波数に関係なく使用できる製品もあります。
建物のコンセントからとる電気は交流(AC)電圧100V(単相)が主ですが
因みに外国の電圧は
アメリカ115V60Hz
韓国110V60Hz
中国220V50Hz
シンガポール230V50Hzと様々です。
最後に建物のブレーカーのアンペア(A)の容量について簡単に説明します
1Aの消費電力は
消費電力(W)÷電圧(V)=電流(A)
例えば
ドライヤー800Wの場合
800W÷電圧100V=8A
使用している家電の消費電力(W)も意識して省エネを
大きな消費電力を一度に使わない工夫で、アンペア数を下げることによって電気基本料金の節約ができます。
アンペア数は契約により違います
他にも
都市ガスとプロパンガス
木造住宅工法の在来工法とツーバイフォー(2 × 4)
公簿売買と実測売買
など、似たような表示が沢山あります。
参考にして頂ければ幸いです。
不動産相談・お問合せはこちらまで
有限会社ライフ住販 前田 純
http://www.p-kit.com/usermail/index.php?id=59440
〒194-0013東京都町田市原町田2-8-2 IS21ビル1F
℡042-721-6630