幼年クラスは自信と自己肯定感が大切

田口恭一

田口恭一

テーマ:育児・教育



幼年クラスの指導で心掛けている事は、稽古の中で「自信」と「自己肯定感」を持ってもらう事です。

稽古を見て頂いている保護者の方はわかると思いますが、基本的に叱ったり、怒ったりする事は有りません。

また、注意したとしても、直った瞬間に「できるじゃない!素晴らしい!」と誉める様にしています。

稽古の中で小さな成功体験を重ねて(自分が見つけて)子供達に自信を持って欲しいと思います。

稽古の中で、発表したり、前に出て見本を見せたり、質問に応えてもらったり、号令を掛けてもらったり、子どもたちに様々な機会を与えます。

そして、発表して間違えても、手をあげて発表した事を誉めます。人前で発表するのは勇気がいる事ですから。

前に出て号令をかけて、途中数を飛ばしたとしても、そこは気にしません。大きな声で堂々と発表てきた事が大切なのです。

大人の視点がネガティブだと、子供達は自信を無くしてしまいます。

幼年クラスの保護者の皆さんには、是非とも他の子と比べたり、出来ないところに目を向けるのではなく、出来たところ、頑張っているところを見て、ネガティヴな言葉ではなく、プラスの言葉をかけて欲しいと思います。

ただ、少年部になると、自分も雷を落とす時があります。

それはできるのにやらない時。

全力を出さない時です。

自分はよく「才能の出し惜しみ」と言ったりします。

大きな声がだせるのに、出さない。

思い切り技を出せるのに、出さない。

それは、もったいない事ですからね。

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