じっとする事

田口恭一

田口恭一

テーマ:幼年クラス・少年クラス




金曜日の少年クラスの様子です。

ポイント1  先輩が前に立って号令をかけています。

三軒茶屋道場では、「一番良い稽古は先生が何も言わなくても自分達で考えて動ける稽古」と言う事を伝えています。

時間が来たら自分達で考えて整列し、先輩の号令に皆協力します。

ポイント2  先輩は、みんながじっとするまで指示を出していません。

稽古の中で「じっとすることは、準備が出来た合図、動いているのは準備が出来ていない合図」と伝えています。

じっとするコツは3つの光を意識する事。

1、おでこの光(集中力の光) 2、胸の光(心の光) 3、おへその光(勇気の光)

この3つの光がまっすぐになると、姿勢が決まり、技も上手になります。

「じっとする事が出来る人は、正しく動く事もできるんだよ」と話しています。

ポイント3  大きな声が出ています。(4つの約束)

最後の中段突き、道場訓、礼の「ありがとうございました」の声。大きな声を出せています。

稽古前に4つの約束をしてもらいます。

1、大きな声を出す。
2、人の話をしっかり聞く。
3、動作をすばやくする。
4、一生懸命稽古に取り組む。

まだまだですが、子供達はしっかりしようと頑張っています。

稽古を通じて、突き、蹴りを学ぶ過程で、こうした、普段の生活に活きる事を伝えていきます。

極真空手には、子供達を成長させる素晴らしい武道だと自負しています。



 

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