嬉しい手紙~退会した少年部の保護者の方より~

田口恭一

田口恭一

テーマ:育児・教育



先日、引っ越し等で道場を退会された保護者の方から嬉しい手紙を頂きました。

以下手紙全文  (保護者の方には許可を頂きました。ありがとうございます。)

『田口先生、指導員の皆様
 
 約2年半、○○と○○が、大変お世話になりました。
 入会したての頃は、すぐに泣き出し、どうなることかと思っていましたが、
 みるみる、たくましくなり、我が子ながら「かっこいいなあ」と思える程に
 なりました。
 小学校に入学してから「極真空手をやっている」ということが自信につながり、
 いくつも、壁を乗り越えることができました。
 5才で空手は早すぎるかと考えることもありましたが、今となっては、
 あの時始めてよかったと思っています。

 震災や引っ越しを機に道場から足が遠のいてしまい、残念ながら
 一旦、退会することにしました。
 現在は友だちに誘われて野球を始め、2人とも一生懸命取り組んで
 います。
 野球チームの中には、文句を言ったり、言い訳をする子どもがいる中、
 ○○と○○は、そういったことはなく、きちんとあいさつをし、練習中は
 集中し、不動立ち・・・とまではいきませんが、指導者の目を見て、
 きちんと話を聞く事ができています。
 道場での「当たり前」が実は、とてもレベルの高いことだったこと、そして、
 その「あたり前」を「あたり前」として身につけた○○と○○を誇りに
 思います。
 すべて、道場でのご指導のおかげと感謝しております。
 これからも、こういった基本的な礼儀を忘れる事なく、心身共に
 強く、優しい人間になってほしいと思っています。
 
 田口先生はじめ、指導して下さった先生方、スタッフの皆様、本当に
 ありがとうございました。
 世田谷東支部の皆様の更なるご活躍をお祈り申し上げます。

                   少年部3年 ○○ ○○・○○
                          (母、○○)    』


 嬉しかったのは、道場で教えていた事を、道場の外の場面でしっかりと実践してくれていると
いう事です。
 
 子供の空手の稽古はただ「突き」「蹴り」の習得だけでなく、稽古を通じて、「大きな声を出す」「人の話をしっかり聞く」「動作を早くする」「一生懸命物事に取り組む」「あいさつをしっかりする」「強くなって優しくなる」等、普段の生活面での大切な事を伝える場として、とても良い「場」だと考えています。

 また、小さな子供には、稽古を通じて「自信」をつけて欲しいと思っています。特に低学年には、良いところを見て「褒める指導」を心がけています。 
  
 だからこそ、こういった生の声は、本当に嬉しく思います。

 それから、道場を辞めていく事に関しては非常に残念ではありますが、是非、空手で学んだ事を活かして野球で頑張って欲しいと応援したくなります。
 
 道場を辞めるケースにはいくつかのパターンがあります。

 ・稽古が辛くて辞めるケース。 
  これは一番残念なことです。続けていれば辛い事を乗り越える時期が必ず来ます。保護者のみ なさんには頑張って稽古に通わせて欲しいと思います。道場にくれば子供たちは絶対にしっかり 稽古します。
 
 ・他にやりたい事ができたので辞めるケース。
  この場合は、「やりたい事が見つかって良かった。そのやりたい事を是非頑張れ!」と応援し たいです。やりたい事が見つかったのは素晴らしい事です。その道で頑張ってくれたら嬉しく思 います。
  野球なら「大リーグで活躍するのを楽しみにしてるからな」
 サッカーなら「ワールドカップで活躍するの楽しみに・・・」
 水泳なら、「オリンピック・・・」(笑)大袈裟に夢のある事を言って喜んで送り出します。
 そして、「やりたくなったら、いつでも戻って来なさい」と付け加えます。
 道場が、一度入門した人の実家の様に、いつでも戻って来やすい場所にしたいと思っています。
 
  他にも退会するケースはありますが、長くなるので・・・

  彼らには、野球をとことん頑張って欲しいと思います。
  そして、いつか野球をやりきって、戻りたくなったらいつでも道場に戻ってきてほしいと思います。二人とも頑張れ!!


国際空手道連盟極真会館
城西世田谷東支部
支部長 田口恭一

HP&blog :http://setahiga.com/
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■保護者の方が保護者の目線で書かれた、当道場の稽古の様子です。

http://mbp-japan.com/tokyo/kyokushin/column/13972/

■国際空手道連盟極真会館は、国内外に多数の道場を持つ、名実ともに最大規模の空手組織です。

現在、直接打撃制のルールで試合を行う空手組織は多数ありますが、直接打撃制の空手を作り上げたのが、創始者 大山倍達総裁です。

極真会館ホームページはこちら

http://www.kyokushinkaikan.org/ja/index.html

※ご注意
最近、極真空手を中途半端に修行し、空手道場を運営している者がいるようです。
空手道場に入門する際は、その指導者、責任者がどこで空手を修行し、誰から黒帯の認定を受けたか、破門や除名処分を受けていないか等を確認してから入門することをお勧めします。


■当城西世田谷東支部は三軒茶屋道場を本部とし、狛江、祖師谷大蔵、成城学園前、二子玉川、三宿、田無、東大和、昭島で活動しています。

当支部に入会すると、支部内の各道場で自由に稽古ができます。


■国際空手道連盟極真会館城西世田谷東支部道場所在地

●三軒茶屋(城西世田谷東支部本部道場) 
 東京都世田谷区上馬1-32-10 ハイツ三軒茶屋1F  
 TEL 03-3422-6653 FAX 03-5431-5362
 http://setahiga.com/

●狛江道場  
 東京都狛江市東和泉1-4-14越後屋ビル1F
 TEL 03-5761-3386 http://k3d.setahiga.com/

●成城道場  
 東京都世田谷区成城2-33-15 レイモンドハウス4F  
 TEL 03-5761-3386 http://k3d.setahiga.com/

●昭島道場  
 東京都昭島市昭和町2-2-15 タウンベルハイツ2F 
 TEL 042-543-9868
 http://akishima.setahiga.com/

●田無道場
 東京都西東京市田無町2-14-10 本町パレス204 
 TEL 0424-66-6557 http://tanashi.setahiga.com

●東大和道場
 東京都小平市小川町1-404-2 宮寺ビルB1 
 TEL 042-313-9787(14:00以降)   
 http://higashiyamato.setahiga.com/

●三宿教室
 東京都世田谷区三宿2-27−6(三宿神社社務所2階) 
 TEL 03-3422-6653(三軒茶屋道場)

●二子玉川道場
 東京都世田谷区瀬田4-15-30 ザ・スポーツコネクション別館3階 CIIスタジオ
 TEL 03-3422-6653(城西世田谷東支部事務局)

●祖師谷道場
 東京都世田谷区砧3-5-9 コードヴェール2F 
 TEL 03-5727-0715  
 http://www.kyokushin-soshigaya.com/





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