お子さんの集中力はありますか?
昔から指導に関しては試行錯誤してきました。
子供たちが言う事を聞いてくれなかったり、礼儀がしっかりしなかったり、なかなか上達しなかったり・・・・
その度に、教育の本を読んだり、他の指導員や先生の話を聞いたりしてきました。
最近思うのは、「教えてやる」ではなく「一緒に学ぶ」「教えさせてもらう」という姿勢が大切という事です。
そのために、子供たちを「受け入れる」という事を意識しています。
別に子供に媚を売る訳ではありません。
ただ、見方を変えるという事です。
以前は、指導中に気合いが足りない時に「みんなもっと大きな声を出して!」という言い方をしていました。
そういう言い方だと、一瞬声は出るのですがすぐ小さくなってしまいます。
それを繰り返すと、指導している側もいらいらして、「おまえら、なんで声が出ないんだ!!」なんて、雷を落とす事になって、更に逆効果だったりします。
全体的に気合いが小さくても、中には一人や二人、一生懸命声を出している子供がいます。
自分はその子を見るように、視点を変えました。
「●●君。大きな気合い凄いね。ありがとう!」
皆が声を出していない中、一生懸命声を出してくれているのは確かに嬉しいです。その気持ちを素直に伝えます。
すると、なぜか周りの子供たちの気合いが大きくなってくるのです。
皆の気合いが大きくなると「おお!みんな凄い気合い出せるな!!凄い!」と素直に褒めます。
そうすると、皆が大きな気合いになり本当に盛り上がります。
子供達は皆、頑張る心を持っています。それを引き出すのは、頑張っている事を認めて、受け入れる事なんじゃないかと思います。
自分は若いころ遅刻してくる子供を、理由も聞かずに怒った事があります。
その子は稽古態度もいい加減で、いつもふざけて稽古していたので、その印象で叱ってしまいました。
良く聞いたら、妹が具合が悪くなって親が帰って来るまで面倒を見ていて遅刻してしまったそうです。(お母さんからも聞きました)
その時に、頭ごなしに怒ってしまった事を深く反省しました。
今は、遅刻してきた子供には「●●、よく来た。急いで着替えて稽古に入りなさい」とひとまず受け入れて稽古をさせます。稽古の後に、「今日なんで遅刻したの?」と聞くようにしています。
良く考えると、遅刻しても稽古に来るという事は本人にはやる気があるのです。道場をさぼるより立派です。(もちろん、遅刻しないのが一番ですが)
話を聞くと、稽古はしたいけどスパーリングが怖いとか、誰かに嫌な事を言われたとか子供なりの理由があったりします。
それを聞かないで、怒ってしまったら子供も納得しないかもしれません。
大切なのは、まずは「受け入れる」事。
これは、子育てにも通じるのではないでしょうか?
子供の指導は、毎日が悩む事ばかりです
稽古に来た皆が、「強くなった」、「道場が好き」と思えるような指導を、
「稽古は厳しかったけどあの時の空手で経験したことがあったから今の自分があるんだ。」
何年たっても、そう思ってもらえるような指導をいつもしていきたいと思います。
国際空手道連盟極真会館
城西世田谷東支部
支部長 田口恭一
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■三軒茶屋道場、夏休み短期講習会の案内です。空手未経験者大歓迎です。
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現在、直接打撃制のルールで試合を行う空手組織は多数ありますが、直接打撃制の空手を作り上げたのが、創始者 大山倍達総裁です。
極真会館ホームページはこちら
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※ご注意
最近、極真空手を中途半端に修行し、空手道場を運営している者がいるようです。
空手道場に入門する際は、その指導者、責任者がどこで空手を修行し、誰から黒帯の認定を受けたか、破門や除名処分を受けていないか等を確認してから入門することをお勧めします。
■当城西世田谷東支部は三軒茶屋道場を本部とし、狛江、祖師谷大蔵、成城学園前、二子玉川、三宿、田無、東大和、昭島で活動しています。
当支部に入会すると、支部内の各道場で自由に稽古ができます。
■国際空手道連盟極真会館城西世田谷東支部道場所在地
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