支部内交流試合での感動~極真空手は人を育てる

田口恭一

田口恭一

テーマ:育児・教育

4月29日(日)は東大和市体育館にて、支部内交流試合が開催されました。
約200名の、幼年から、小中高生、一般、女子、壮年の皆さんが熱い戦いを繰り広げてくれました。

ほとんどの試合を見させていただきましたが、嬉しくなるような事が沢山ありました。

小学1年男女混合のクラスに出場したMさん。
入門当時は引っ込み思案で、大きな声も出せなくてもじもじしていた女の子です。
そんな子が試合に出場すると決めて、今日まで一生懸命稽古をがんばってきました。
組手の稽古では、辛さや痛みで、毎回涙を流していました。
ところが、試合では、涙を見せることなく、前に前に出る組手で見事1回戦を勝ち抜きました。

昼休憩前に、わざわざ自分のところまで来てくれました。

「頑張ったね」と声をかけました。すると「試合では泣かなかったけど、試合後勝って嬉しくて泣いてしまいました」と笑顔で報告してくれました。

Mさん。本当に逞しくなりました。今回の試合出場は相当な自信になった事でしょう。


壮年のクラスに出場したOさん。
初めて自分のミットクラスに参加した時には、本当に苦しそうで、1時間の稽古にもついてこれない状態でした。顔面蒼白で今にも倒れるのではないかと、いつも心配するほどでした。
でも、Oさんは忙しい仕事の中、毎週欠かさずに、フラフラになりながらも稽古に参加し続けました。
そして、1クラスについて行くのがやっとだったOさんが、なんと決勝まで勝ち進み、見事準優勝しました。

苦しい状況の中でも、気合いを入れて、前に出る組手は本当に素晴らしかったです。


女子クラスに出場したYさん。

入門した当初は女子高生だったYさん。線も細く、力もなく、腕立て伏せも1回も出来ないような子でした。
スパーリングでは、自分で攻撃して、自分が怪我をしてしまうほど、身体も弱かったです。

やはり、Yさんもそんな中、毎週定期的に休まず稽古に参加しました。そして、怪我があっても出来る事をしようと、毎回の稽古を真剣に取り組んでいました。

試合では、力のある相手にかなり厳しい戦いを強いられましたが、あきらめない組手で見事延長戦を競り勝ちました。

1発で駄目なら、2発、2発で駄目なら3発と、破壊力な足りないながらも、気持ちのこもったしつこい攻撃に相手が少し根負けした形でした。

本当に気持ちの出た、あきらめない、素晴らしい試合でした。


これらは、ほんの1例です。

勝った試合にも、負けた試合にも、それぞれの頑張りが見えた、熱い戦いがとても多かったです。


極真空手は実際に叩き合い、蹴りあう過酷な空手です。
自分に嘘をつけない厳しさがあります。

だからこそ、そこに挑戦することで、心身が成長する可能性が限りなく高くなります。

今回の試合で、

「極真空手は人を育てる」

と再認識できました。

沢山の方に、この素晴らしい極真空手を体験してほしいと思います。





入賞した皆さん、おめでとうございます。


(是非ご一読下さい)
『支部内交流試合~次のステップにすすもう』  ⇒ http://setahiga.com/?p=7713
『試合で学ぶ事』(当支部の試合に対する考え方)⇒ http://setahiga.com/?page_id=1112





国際空手道連盟極真会館
城西世田谷東支部
支部長 田口恭一

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■保護者の方が保護者の目線で書かれた、当道場の稽古の様子です。

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■国際空手道連盟極真会館は、国内外に多数の道場を持つ、名実ともに最大規模の空手組織です。

現在、直接打撃制のルールで試合を行う空手組織は多数ありますが、直接打撃制の空手を作り上げたのが、創始者 大山倍達総裁です。

極真会館ホームページはこちら

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空手道場に入門する際は、その指導者、責任者がどこで空手を修行し、誰から黒帯の認定を受けたか確認してから入門することをお勧めします。


■当城西世田谷東支部は三軒茶屋道場を本部とし、狛江、祖師谷大蔵、成城学園前、二子玉川、三宿、田無、東大和、昭島で活動しています。

当支部に入会すると、支部内の各道場で自由に稽古ができます。


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 http://setahiga.com/

●狛江道場  
 東京都狛江市東和泉1-4-14越後屋ビル1F
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●東大和道場
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●三宿教室
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 TEL 03-3422-6653(三軒茶屋道場)

●二子玉川道場
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 TEL 03-3422-6653(城西世田谷東支部事務局)

●祖師谷道場
 東京都世田谷区砧3-5-9 コードヴェール2F 
 TEL 03-5727-0715  
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