褒める

田口恭一

田口恭一

テーマ:幼年クラス・少年クラス

4時からの幼年・低学年クラスは参加人数が増えてきました。

入門当初と比べ、皆しっかりしてきましたが、技術的にも、礼儀の面でも、もっと力強く、もっと素早く、もっと正確に、もっとしっかりとと、『もっと、もっと』とより上を目指して指導していきます。

今日、体験の子が来ましたが、体験の子には2つの事を話します。

一つは、『恥ずかしがらないで、大きな声を出すこと』。

難しい動きはできなくても、声は出すことはできます。

大きな声で返事ができたら、『ほら、できた!すごいね』と声をかけます。

もう一つは、『できなくても身体を動かすこと』

まわりの人を見て、物まねをしてみてごらんといいます。

最初は正座、挨拶の仕方。

大概は自分の動きを真似して、正しく座る事ができます。

『凄い、ちゃんと座れたね。できたね。』

と声をかけます。

この二つができれば、初めてでもしっかり稽古についてこれます。

心がけているのは、できた瞬間にできた事をわかってもらう様に声をかけることです。

初めての場所、初めての体験、初めての動き。

こんな環境は緊張するはずです。

そんな中、一生懸命ついてきてくれて、簡単な事でも出来るとこちらもうれしくて褒めてしまいます。

でもこの褒めることが、小さな自信になって、稽古をするエネルギーになっていくと思っています。

今日体験した子もしっかりと稽古していました。

指導の時には、できない時にはもちろん注意をします。

でも、注意した直後は必ずできる瞬間があります。

その瞬間を逃さずに、褒める様にしています。

大人が簡単だと思っている事でも、子供にとってはとても大変な事がたくさんあります。

例えば、本当は遊びたい、ゆっくりしたいのに、そんな中道場に来る。

それだけで、自分は子供達は偉いなと思います。

『〇〇、良く来たな!』

と、うれしくて声をかけてしまいます。

ただ来たからには、厳しく、しっかり稽古してもらいます(笑

沢山汗をかいて帰ってもらいます。

少年部、特に低学年は褒めて伸ばす。

その点を意識して指導をしています。







※全日本ウエイト制大会情報
http://www.kyokushinkaikan.org/ja/news/2011/04/28th-all-japan-weight-category-tournament-information.html

※第10回世界大会、第28回ウエイト制大会記者会見
http://www.kyokushinkaikan.org/ja/news/2011/05/0510world-championships-news01.html

※第10回世界大会、第28回ウエイト制大会記者会見動画
http://www.kyokushinkaikan.org/ja/news/2011/05/510ichigeki-cafe-youtube.html



国際空手道連盟極真会館
城西世田谷東支部
支部長 田口恭一

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twittre  :http://twitter.com/kyoichi_taguchi







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