礼儀とは?

田口恭一

田口恭一



今日の少年部では、道場訓の「心身を錬磨する」という話をしました。

「みんなは空手の稽古をしてどうなりたいの?」

という質問に、

「頑張るため!」「強盗とかをやっつける!」「強くなるため!」

などど、何人もの子供が、元気に手を挙げて発表してくれました。


「みんなは、空手を稽古して、まず、強くならなくちゃいけない。そして、強いだけじゃなく、優しくならなくてはいけない」

そんな、話をしました。


道場訓に、「心身を錬磨し」という一説があります。

道場稽古で、「我慢する心」「礼儀」「感謝する心」等、体だけでなく、心を鍛えることも大切だと考えています。

その中の礼儀とは何か?

それは、「相手の気持ちを考えて行動する事」という話をしました。


人から物を受け取る時の受け取り方。

挨拶の仕方。

話の聴き方。

実際に、相手の気持ちを考えた時の行動と、自分の事ばかり考えたときの行動を演じて見せて、子供たちにどんな気持ちかするか、質問を投げかけて、体感してもらいました。


試合で勝つのも素晴らしい、型が上手なのも素晴らしい、でも、、相手の気持ちを考えるということはもっと大切な事なんだという事を稽古を通じて伝えたいきたいと思っています。


国際空手道連盟極真会館
城西世田谷東支部
支部長 田口恭一

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