テレビ放映のお知らせ。5月24日(金)A-studio、5月25日(土)炎の体育会TVに当支部所属の長嶋一茂初段が出演します。
新年度になり、新規入会の人が増えてきました。
また、進学、進級する事で、参加するクラスが変わり、上のクラスに参加する子供たちは緊張しながらの稽古になっているようです。
幼年クラスに参加していた新1年生は、クラスの稽古人数の多さや、大きい上級生の存在に圧倒されて、気後れしたりしてます。
そんな中、上級生が、優しくアドバイスしている様子が見られます。
また、新中学1年生は一般クラスに参加することになります。
今まで、子供だけの世界だったのが、大人と一緒に稽古することで、やはり、緊張感と体力的なきつさを感じているようです。
しかしながら、こういった緊張感は、絶対に必要で、将来役にたつと思っています。
空手は基本的には団体競技ではなく、個人競技です。
しかしながら、空手の基本稽古、移動稽古等は、一人で稽古するよりも、仲間と大きな気合いを出して体を動かすことで、より頑張れる一面もあります。
道場の指導員や上級者に良く話すのは、
「稽古に一人で来て、稽古中に誰ともコミュニケーションを取らずに帰るほど寂しい事はない。新しい人が来て戸惑った様子を見せていたら、先輩から積極的に声をかけて、助けてあげて欲しい」
という事です。
そして、後輩は、先輩の優しさに甘えず、礼儀正しく接して欲しいと思っています。
上級者が、初心者が困っているのをすばやく察知し、サポートするのは道場訓でいう「機に発し、感に敏なる」という事につながるし、後輩が、先輩に対し礼儀正しく接するというのは、「長上を敬する」という事につながります。
また、組手における、相手との間合いや、相手の呼吸や気配を察知するということにもつながります。
空手の技と、実生活がつながる様に、自分も含め心がけていきたいと思います。
新しく入会した人たちが、極真空手をやって良かった、自信がついた、強くなった・・・・等、当支部で稽古することで、普段の生活が充実する、そんな道場にしていきたいと思います。
※写真は72歳の佐藤さんと、中学2年生の古屋君。世代を越えて一緒に稽古に出来るのも、空手の良さです。
国際空手道連盟極真会館
城西世田谷東支部
支部長 田口恭一
HP&blog :http://setahiga.com/