小学校受験の英語教育はどうしたらいいか?
4歳から始められる習い事の中でも、人気なのは「スイミング」「英会話教室」「体操教室」「音楽教室」などです。男女によってバレエ、サッカーなどに別れたり、音楽教室でもピアノは女の子に人気だったりしますが、男女問わず人気なのは、スイミングと英会話教室です。
スイミングは、0歳から始められる習い事です。全身運動なので、体力の向上や健康維持に役立ちます。水を怖がらなくなる、小学校の水泳教室で後れをとらないようになどの理由で始めるケースが多いようです。また、進級テストがあって目標に向かって努力する姿勢が養われ、本人に意欲があって才能があれば選手養成コースに行くことができる教室もあります。
英会話教室は、小学校から英語の授業があることと、早いうちに英語の発音に慣れさせたいということから「習わせたい」と思う親御さんが多い習い事です。4歳になると、語彙が増えて会話が上手になってくる時期なので、違う言語にも興味をもって取り組めるいいタイミングです。この時期の子どもは耳がいいので、先生がネイティブであれば、きれいなネイティブの発音を身につけることができます。
体を動かす系の習い事には、上記のスイミングのほかに体操教室、サッカーなどのスポーツ教室があります。体操教室は、体の使い方を覚えたり、体力をつけたりするため、男女問わず人気があります。小学校受験の準備のために通わせる場合もあります。
男の子であれば、サッカーなどのスポーツ系の習い事を希望する子もいます。兄弟やお父さんお母さんの影響で始めるケースもあります。4歳になるとお友だちと協力するチームプレーが理解できるので、始めるにはいい時期です。オリンピックなど大きなスポーツ大会があると、気に入った競技を自分もやりたくなって「習いたい」と言い出すこともあります。
女の子は、少々人気に陰りが出てきたとも言われていますが、今も昔も変わらずピアノに人気があります。4歳になると、手もしっかりしてきて鍵盤を弾く力がついているので、習い始めるにはいい時期です。また、かわいらしい衣装に憧れてバレエを習いたい女の子も多いようです。柔軟性やバランス感覚が養われ、姿勢がよくなり美しい身のこなしが身につきます。また、発表会に向けてお友だちと競い合って努力する向上心が育まれます。