練習中に親が言ってはいけない言葉

昌原貴弘

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テーマ:小学校受験の基礎知識


お家で体操課題を練習するとき、お父さんお母さんはどうしても指導に力が入ってしまいます。なかなかうまくできないと、つい「何でできないの!」と声を荒げてしまうこともあるでしょう。でも、これは絶対に言ってはいけません。子どもを萎縮させて運動嫌いにしてしまうだけです。

「◯◯ちゃんはできるのに」など、できるお友だちと比べることも子どものやる気をそいでしまいます。比べるなら、子どもの日々の成長にしましょう。できないことにばかり目を向けないで、昨日より今日、できることが増えていることをほめてあげましょう。

何度か述べていますが、小学校受験に必要なのは課題をうまくこなすことではなく、課題に取り組む姿勢や態度です。ひとつの課題でも、いきなり完璧にできるように要求せず、スキップであれば片方の足でジャンプできたなど、子どもが「できた」と思える簡単な動作を少しずつみてあげて、できたらほめるなど成功体験を積み上げていきましょう。

成功体験は子どもの自信につながります。少々失敗しても、できるようになると信じられるようになれば、小学校受験の当日でも、緊張することなく平常心で臨むことができます。何より、子ども本人が体操は楽しいと感じていることが大切で、その気持ちが学校側に伝われば合格につながっていくでしょう。

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昌原貴弘
専門家

昌原貴弘(小学校受験教室の運営代表)

ICT教育の小学校受験 しながわ・目黒こどもスクール

最先端の指導教材ICT教育を活用し、先進的な教育指導法を提案する小学校受験教室。代表自身が出版社で培った経験とデータをもとに父母へ受験情報を発信。時代と共に変わる小学校受験の指導教材も開発している。

昌原貴弘プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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