小学校受験の塗り絵が上達する方法 その1
算数は得意な子が多い反面、苦手だと思う子も多い科目です。けれど一度できるようになれば「算数が好き」「楽しい」と思え、好きになれます。
算数の問題を解くことを楽しみながら小学校受験対策ができると、子どもが大きくなってからも「算数が好き」「数学は楽しい」と前向きに学習できます。算数好きになれる、おすすめの方法をご紹介します。
知育玩具で遊びながら算数に親しむ
数字や図形に、まだそれほどなじみがなかったり、数字が苦手だったり、問題集に向き合うのが得意ではない子は、遊びながらゲーム感覚で学べる知育玩具で「算数を考える」訓練をしていくのがおすすめです。
百玉そろばんは、数を数える練習のほか、足し算や引き算の考え方を楽しく学べます。黄色や赤、青の玉のほか、レインボーカラーのカラフルな玉そろばんもあります。子どもが好きな色の百玉そろばんで、「数の概念」を学びましょう。
・数を数える
・数を分ける
・足す、引く
・位を覚える
・九九を学ぶ
百玉そろばんは九九の学習にも使えるので、小学校に入学してからも役立ちます。
図形を学ぶには、幼児教室でも採用されていることが多いタングラムやピタゴラスがおすすめです。タングラムとピタゴラスは、子どもの年齢やレベルに合わせたシリーズとなっています。図形を組み合わせて形を作ることで、平面図形と立体図形の仕組みが遊びながら理解できます。
また、公文の図形キューブも優れた知育玩具です。キューブのつみきを使い、並べたり積み上げたりして付属のパターンカードで指定された形を作ります。小学校受験の算数対策にも適しています。
位置・移動を学ぶ練習では、オセロや将棋の盤でもいいですし、手書きの盤も使えます。それらに、おはじきや小さな人形などを置いて動かしてみましょう。
知育玩具として、忘れずに取り入れておきたいのが折り紙です。「折った紙を開くとどのように線がついているか」「折って一部を切った紙を開くとどうなっているか」といった問題は、小学校受験でよく出題されます。
簡単な折り方をして開いてみる、折った折り紙の一部をハサミで切って開いてみる、という練習をしておきましょう。ハサミの使い方の練習にもなります。