知育の意味とは。効果は?
幼児教育の中でも大切だと言われているのが、絵本の読み聞かせです。絵本は小学校受験の題材に取り上げられることも多いため、早いうちから読み聞かせをしていくことが大切です。小学校受験ではどのような問題が出されるのか、受験に向け、どのような絵本を選べばいいのかについてお話しします。
小学校受験の受験内容
小学校受験で出題される問題のひとつに「お話の記憶」があり、8~9割の小学校で出題されています。
「お話の記憶」では、5分前後の短いお話を最初に読み上げ、内容について質問されます。質問の内容は、お話に登場する人物や季節、行動などを問うものや、この後どうなると思うかなど、多岐にわたります。この課題では、お話をしっかり聞いて内容を覚える「聞く力」「記憶力」のほか、「想像力」が問われます。
小学校受験を考えれば、小さいうちから読み聞かせをし、短い時間でも集中してお話を聞ける「聞く力」をつけることはとても大切です。人の話が聞けないと、面接でとんちんかんな受け答えをしたり、指示行動で正しく行動できなかったりして、失敗するおそれがあります。また、話が聞けないまま成長してしまうと、その後の人生もスムーズに歩んでいけません。
小学校受験対策の一環として「聞く力」を養うことは、子どもが余計な苦労をせず健やかに育つためにも必須なのです。