小学校受験に向けた絵本の選び方

昌原貴弘

昌原貴弘

テーマ:小学校受験につながる知育


幼児教育の中でも大切だと言われているのが、絵本の読み聞かせです。絵本は小学校受験の題材に取り上げられることも多いため、早いうちから読み聞かせをしていくことが大切です。小学校受験ではどのような問題が出されるのか、受験に向け、どのような絵本を選べばいいのかについてお話しします。

小学校受験の受験内容 

小学校受験で出題される問題のひとつに「お話の記憶」があり、8~9割の小学校で出題されています。

「お話の記憶」では、5分前後の短いお話を最初に読み上げ、内容について質問されます。質問の内容は、お話に登場する人物や季節、行動などを問うものや、この後どうなると思うかなど、多岐にわたります。この課題では、お話をしっかり聞いて内容を覚える「聞く力」「記憶力」のほか、「想像力」が問われます。

小学校受験を考えれば、小さいうちから読み聞かせをし、短い時間でも集中してお話を聞ける「聞く力」をつけることはとても大切です。人の話が聞けないと、面接でとんちんかんな受け答えをしたり、指示行動で正しく行動できなかったりして、失敗するおそれがあります。また、話が聞けないまま成長してしまうと、その後の人生もスムーズに歩んでいけません。

小学校受験対策の一環として「聞く力」を養うことは、子どもが余計な苦労をせず健やかに育つためにも必須なのです。

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昌原貴弘
専門家

昌原貴弘(小学校受験教室の運営代表)

ICT教育の小学校受験 しながわ・目黒こどもスクール

最先端の指導教材ICT教育を活用し、先進的な教育指導法を提案する小学校受験教室。代表自身が出版社で培った経験とデータをもとに父母へ受験情報を発信。時代と共に変わる小学校受験の指導教材も開発している。

昌原貴弘プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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