知育の効果について

昌原貴弘

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テーマ:小学校受験につながる知育

知育の効果

知育の効果について
知育の効果をはかることは難しいですが、幼児期の教育効果で有名な研究があります。ノーベル経済学賞を受賞したヘックマン教授の研究で「ペリー就学前プロジェクト」というものです。この研究では123人の子どもたちを2つのグループに分け、就学前教育を施す子どもと施さない子どもに分けました。就学前教育は毎日2時間幼児教室に通い、週に1回90分家庭教師が指導をするというものでした。この調査は40歳になるまで続けられ、就学前教育を受けた子どもと受けなかった子どもで、その後の人生がどうなったかを比較をしています。結果、教育を受けた子どもと受けなかった子どもでは、14歳時点での基礎学力、高校卒業率、40歳になった時点での月収や持ち家率などが、いずれも教育を受けた子どものほうが優れているということがわかりました。幼児期に何らかの知育を行うことが、その後の子どもの人生に影響することが証明されたのです。

知育と聞くと机の上での勉強や早期教育のイメージがありますが、決してそうではなく、日常生活の中で遊びながら実施することができます。子どもの発達にとって大切な幼児期に知育を行って、可能性を広げてあげたいですね。

◆次回◆知育を始める時期

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昌原貴弘
専門家

昌原貴弘(小学校受験教室の運営代表)

ICT教育の小学校受験 しながわ・目黒こどもスクール

最先端の指導教材ICT教育を活用し、先進的な教育指導法を提案する小学校受験教室。代表自身が出版社で培った経験とデータをもとに父母へ受験情報を発信。時代と共に変わる小学校受験の指導教材も開発している。

昌原貴弘プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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