落ちる子どもの特徴
推薦状とは現在在籍している園や塾から、受験する小学校に対して書く手紙のことです。小学校受験では、推薦状が合否に影響を与えるのではないかと噂されることが多いですが、推薦状は第1志望校への意思表示を示す手段でしかなく、合否には影響を与えません。むしろ、推薦状は受け取りませんと明示している小学校もあるので、事前に募集要項などで確認をした方がよいでしょう。もし、推薦状を送る場合には、必ず第1志望校の1校だけに送るようにしてください。推薦状を送ったにも関わらず辞退をすることになると、推薦状を書いてくれた園や塾に迷惑をかけることになります。
推薦状の意味と効果
小学校受験について調べていると、推薦状の話題が出てきます。推薦状とは、現在入園している幼稚園や保育園が受験する学校に対して書く手紙のこと、もしくは通っている幼児教室から受験する小学校に対して書く手紙のことです。推薦状には、園や塾がその子どもを推薦する内容を記載してもらうことになります。普段の生活態度や近況など、受験する小学校に子どもがいかにふさわしいかを書いてもらいます。親が内容を見ることはできず、園や塾から直接小学校に送付されるケースがほとんどです。
小学校受験は、一般入学試験と推薦入学試験を設けている学校があります。推薦入学試験では出願に必要な書類として推薦状があり、在籍している園に頼むという指示があります。最近では通塾している幼児教室からの推薦状があれば、なお良しと指示するケースもあります。一方で、一般入学試験において推薦状が必須になっていることはほとんどなく、必ずしも推薦状を用意する必要はありません。小学校に親しい関係者がいる場合や親自身が卒業生で、事前にご挨拶をしておくという事はよくありますが、これも合格を決定づけるものではありません。上でも挙げたように推薦状はあくまで「第1志望校への意思表示」であり、必ずしも必須では無いということです。特定の幼稚園や幼児教室が書けば合格できる、といった不確かな情報にはくれぐれも惑わされないようにしてください。
推薦状が不要なケース
例えば、青山学院初等部のホームページには「紹介状や推薦状の必要はありますか」という質問が掲載されており、「必要ありませんし、用意されても受け取りません。」と記載があります。また、慶應義塾幼稚舎のサイトにも「紹介状や推薦状の必要はありますか」という質問に対し「必要ありません。受け取っていません。」と回答が記載されています。わざわざ、このような記載をするということは推薦状を用意する人が多いということですが、受け取らないと明記されていますので、送ることは控えたほうがいいでしょう。
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