小学校受験をすることを伝えるべきか
小学校受験で絵本の読み聞かせが役立つわけ
小学校受験においても絵本の読み聞かせは役立ちます。小学校受験の定番の問題に「お話の記憶」というものがあります。これは、長さにして5分程度のお話を聞いて覚え、その後、内容について質問されるというものです。普段から読み聞かせをしていると、話を聞きながらストーリーを思い浮かべるということに慣れるので、有利になります。試験の対策としては、絵本の読み聞かせをした後でお子さんに「どんな話だった?」と聞いて内容を説明させるのがよいでしょう。そうすることで、聞いたお話を理解して言葉で説明する訓練になります。
得られる知識の宝庫
小学校受験に役立つ絵本の使い方はもうひとつあります。それは季節や行事に関わる絵本をたくさん読んでおくことです。小学校受験では季節や行事に関する内容がよく出題されます。これは単に知識があるかどうかを問われているのではなく、日常生活の中で季節を感じ、日本特有の行事を経験して生活してきているかが問われています。実際に体験してみることが一番良いのですが、すべての行事を体験するのは難しいです。そこで、季節や行事に関わる絵本を読み聞かせすることで、疑似体験をすることができます。
◆次回◆小学校受験に必須の絵本