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「小学校の入学試験はいつ?」「小学校の受験勉強はいつからどのように進めればいい?」「みんないつから準備しているの?」といった疑問を持つ方は多いと思います。今回は、小学校受験の準備や、それを始める時期などについてご説明します。
小学校の受験スケジュール
小学校の入学試験日は、地域や私立・国立などによって異なりますが、おおむね9月に出願が開始となり、試験は10月中旬から11月中におこなわれます。昨年2018年、首都圏で最も早く入試が始まったのは、埼玉県の星野学園小学校(私立共学)で9月20日に入学試験が行われました。大多数の小学校入試はその約1カ月後の10月中旬頃からのスタートとなります。
慶應義塾幼稚舎、青山学院初等部、学習院初等科、雙葉小学校など東京都の私立は11月に入ってから一斉に入試が始まり、多くの小学校が11月1日~3日の間に試験日を設定しています。学校によっては試験を一次・二次に分けておこなったり、面接のみ別日程でおこなうなど、スケジュールは試験形態によりそれぞれですが、遅くとも11月中旬頃までには合格発表にまで至ります。
筑波大学附属小学校、お茶の水女子大学附属小学校、東京学芸大学附属小学校などの都内の国立小学校の試験は11月末~12月半ばにかけておこなわれます。神奈川県、埼玉県ほか首都圏の国立小学校も、私立小学校入試とは試験日が重ならないように設定されているため、私立も国立も両方の受験を視野に入れて考える方が大半となっています。入学試験の時期については、今後も大きく変化はすることはないと思われますので、年長さんになる年の10月~11月をゴールに設定にするとよいでしょう。
年少の秋頃から幼児教室に通い始める家庭が多い理由
各小学校の学校説明会や学校見学は、毎年早いところは年明け早々に実施されていますが、大半の小学校は5月~7月にかけて開催しています。年長さんになる年だと、その3~4カ月に受験となってしまうため、できれば年少や年中さんの年に学校説明会に参加して、志望校の候補を挙げておくとよいでしょう。早い段階から小学校を知ることで大まかな目標ができ、試験に向けた準備対策も考えていけるようになります。その辺りから、自分では調べようがない「志望校の情報」と、試験に向けた「学習方法の筋道」が必須になってきます。よって、年少の秋頃から遅くても年中児進級頃には幼児教室に通い始める方が多いのです。
◆次回◆小学校受験で準備すること