東京農業大学稲花小学校受験対策【⑤試験開始までの流れ】
東京農業大学稲花小学校の願書出願
2019年度(2018年秋)に実施された入学試験を参考例として、試験日までの流れについて解説します。まず、東京農業大学稲花小学校では小学校ホームページにある出願サイト「miraicompass」を利用したインターネット出願が採用されました。私立大学等ではよく目にするシステムで、郵送出願や直接学校へ持参するのに比べれば、時間的猶予が緩やかになっていると言えます。インターネット環境こそ必須となりますが、今後の主流となることは間違いないでしょう。2019年度入試は、10月1日(月)10 時~10月3日(水)17 時までが出願期限で、miraicompassへの事前ID・写真登録は期間前から可能となっていました。検定料は、クレジットカード・コンビニ・ペイジーのいずれかを選択して支払います。
東京農業大学稲花小学校のテーマ作文
次に、唯一の紙媒体の出願書類である「テーマ作文」の提出をおこないます。小学校ホームページ内にあるリンクから所定のフォーマット(wordまたは手書き)を利用して、1,000字~1,100字以内でテーマに沿って書き進めていきます。2019年度入試の課題テーマは「子どもを育てる上での小学校の役割と家庭の役割」。記入上の注意点として、東京農業大学稲花小学校が求める子ども及び保護者像を理解の上、具体例を挙げながらご家庭の考えをお書きください、とあります。2019年度入試は、作文の提出日が出願期限の2日後である10月5日(金)でした。提出の注意点としては、作文のみ郵送出願であることです。小学校ホームページより専用の送付用ラベルを印刷し、角2サイズの封筒に貼付して10月5日(金)必着で提出準備を進めることになります。
テーマ作文については記入字数も多く、作成は大変です。出願日以前から入念に下調べをし、充分に添削をおこなったうえで提出できるようにしておくことが大切です。提出したテーマ作文は、事前面接の資料として使用すると小学校側が伝えていますから、必ずコピーを取っておき、質問をいくつか想定して回答のシュミレーションをしておくことも必須となります。
<農大稲花小が求める子ども及び保護者像>
1.稲花小の方針に寄り沿い、新しい小学校文化を共に創っていくことができる家庭の子ども及び保護者
2.稲花小のカリキュラムに対し、前向きに取り組める子ども。それを支えられる保護者
◆次回◆東京農業大学稲花小学校の面接