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川口博正

世界へ羽ばたく陸上選手を育てるコーチ

川口博正(かわぐちひろまさ) / 陸上コーチ

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コラム

強いスポーツチームを作るために必要なものとは

2013年1月4日 公開 / 2016年2月4日更新

コラムカテゴリ:スクール・習い事

皆さん明けましておめでとうございます。
2012年の我がチームはたくさんの記録を残してきましたが、あくまでも各個人の力で出した記録が多かったように思います。
チームの総合力としては過去で一番弱かったのではないでしょうか。
おそらくチームメイト同士の関係が生ぬるかったのが原因だと思います。
強いキャプテンシーのある上級生がいる時はチームとして大きな力を発揮するようになるものです。
ディベート
昨年の冬季合宿であまりにも生ぬるい関係が気になりディベートを行ってみましたが、生ぬるい関係で意見が活発に出るわけもなく、不完全燃焼なディベートになってしまった。

そんな状況で新年を迎え、今年のチームについて深夜考えながら仕事をしていると『春の高校バレー2013密着365日!名門下北沢成徳バレー部~想いよ届け!悩めるエースとコート外のキャプテン~ 』という番組が始まり、26:40~27:40という放送時間でしたが、仕事の手を止め見入ってしまいました。

ここに出てきたキャプテンは番組タイトルにもあるように、レギュラーでもなく、控え選手にも入っていないという異色のキャプテン!!
しかしこのキャプテンは凄かった!レギュラーをつかまえガンガン注意していき、レギュラー同士の生ぬるい関係もズバズバと言ってのけるのです。
チームスポーツのバレーボールであのようなキャプテンのスタイルがあるというのは意外でしたが、チームメイトはそのキャプテンを認めている。
控え選手に入っていないキャプテンであっても言っていることは正論だし、発した言葉に責任を持ち自分に対してとても厳しい。
北海道からバレーのために東京へ出てきているというところから既に気持ちが違うのかもしれませんが、誰よりもバレーに対する情熱が感じられ、キャプテンシーがあった。

バレーボールのようなチームスポーツで可能なのであれば、陸上競技でも可能なのではないかと思います。
考えてみれば私が陸上競技を始めたのは中学2年でしたが、陸上初心者の私がすぐにキャプテンになったのも似たような理由なのかもしれません。
数年に一度キャプテンシーのある上級生が現れた時はチームが一気に成長するのですが、やはりキャプテンというのは資質がなければ出来ないものなのか、今後も課題として頭を悩ませそうです。
果たして2013年の我がチームは強いチームになるのだろうか・・・

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