無知であり未熟であること
↑総務省統計局統計トピックスNo.64より転載
少し前のネタになってしまいますが、総務省が体育の日の前に発表した統計により、スポーツ離れが進んでいることがわかる。
過去1年間にスポーツをした人は61.6%・・・
これには体育の授業は含まれないものの、部活動は含まれているらしい。
年代によっても色々違うようだが、やはり若年層のスポーツ離れは心配です。
総務省はゲーム機やスマホの普及が影響しているというが、他にもたくさんの要因が考えられる。
統計を見ると個人で行うジョギングなどに比べ団体スポーツの減少が著しい。
そのことを考えると生活の多様化や遊び場の減少なども要因として考えられる。
私が小学生の頃は声をかけるとクラスメイトのほぼ全員が近くの神社に集まり、夕方までドッヂボールをしていたものです。
最近は塾へ通っている子が多く、自由にスポーツが出来るような公園や空き地も少ない。
子供たちの体力が低下しているものの様々なスポーツの記録が伸びているのは、専門的にスポーツを学んでいる子以外が極端にスポーツをしなくなっているからだろう。
汗をかくのが嫌だから体育を嫌う子供がいるらしいが、子供の頃にこんな感情があって健康的な育ち方をするのか心配です。
スポーツから学ぶことはたくさんあり、健康的な精神を育むと私は思います。
私は陸上競技の指導者ですが、団体スポーツの経験が減少していくことを特に心配しています。
団体スポーツからは個人スポーツでは学べないことがたくさんあります。
ゲーム機やスマホの普及は止められないでしょうし、塾へ通うこともある程度は仕方ないでしょう。
そのような中で子供たちの健全な精神を養うためには学校などの教育機関に頼ることも必要ですが、私たち大人一人一人の意識改革も必要だと感じます。
目先のことだけではなく、子供たちの将来にとって必要なことが何なのかもう一度考えてみましょう。