ひなた村町田子どものための日本舞踊教室最終稽古
日本舞踊の種まき
子ども達に日本舞踊を伝えたいと思い、12年前より小学校の放課後教室や町田市の子ども日本舞踊教室を続けています。
コロナ禍で出来ない年もありましたが、毎回申し込みができるように配慮したり、人数を制限したりと工夫をして実施することになりました。
子どもに新しい日本文化の扉を開いてほしい!
初回の今日は、日本には着物や浴衣があり、おじぎや作法があることを知ってもらいます。
稽古に入る際に、座っておじぎをする所作を保護者の方が目にすると感動してくれます。
「我が子がこんなことをできるなんて!」と驚きます。
日本のよいところ 〜おもてなし〜
沢山のきまりがあるのかもしれませんが、一番大切にしていることは、
相手に恥をかかせないこと、尊重することです。
おじぎや日本ならではの所作中には、相手を尊重する様子が伺えます。
これこそがおもてなしの心と感じます。
正しいかどうかというよりも、お互いが心地よく尊重しあえるための作法を教えたいと思っています。
ゆかたを自分で着る!
紐を使ってゆかたを着ることは、今や大人でも大変になってきています。
Tシャツはどなたでも着られますが、ゆかたはそうはいきません。
稽古所では、小学校1年生ですらすらとゆかたを着て、半幅帯を結びます。
覚えてしまえばそれ程難しいことではないのですが、覚える機会もなくなっているようです。
ゆかたの先にある子ども達の未来
ゆかたを着られるようになると、子ども達は次に!日本舞踊やお扇子にも興味をもつようになります。教室は単発で数回だけのものですが、まるで新しい扉が開いたような様子で、新たなる道へも興味をもつようです。
子ども達に教える意味
教室で教えることはほんのきっかけに過ぎません。
日本舞踊に興味をもってくれたら、こんなに嬉しいことはありません。
日本の文化でもいいですし、英語が得意なお子さんは海外に日本のことを広めてくれたら素敵です。
小さな今日蒔いた種がどのように育つかはずっと先にしかわからないのですが、
とても大切な活動のひとつとして継続しています。
日本舞踊をしてみませんか?
お子さんも大人の方も、日本舞踊をしてみませんか?
自分で着物が着られるようになります。
そして人にも着せられるようになります。
着物を着た姿が美しくなります。