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尾上菊右佐プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

日本舞踊のいろは 〜恵比寿 おかめ ひょっとこ〜 扇子

尾上菊右佐

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テーマ:尾上菊右佐日本舞踊教室



三ツ面子守は、お面をつけて踊ります。(このお面の小さな方は娘の手作りです!)
日本舞踊では、ほとんど言葉はなく振り付けや扇子の動きで表現することが多いですが、この曲はお面をつけることで見ている方にはわかりやすいと思います。

「花が散る」というひとつのことが、
春に桜が花吹雪のように散るのか、
秋に寂しく散るのか。

「波」というひとつのことが、
日本海の大海原なのか、
船頭さんが水路を渡っているのか、
ゆらゆらと漂っているのか。

日本舞踊は、ほとんどの場合言葉はなく、体や扇子で表現し、観る方が想像します。
踊り込んでいくと、いつの間にか曲の中に入っていくような感覚があり、
この創造の世界が日本舞踊の魅力のひとつと思います。

想像や創造は、沢山の経験の中で生まれますので、
季節ごとの花の彩りや散る様、空の動き、風の音、に耳を傾けたいです。

今日は寒いけれど、おひさまがぽかぽかしています。
猫がまあるくひなたぼっこをしています。

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尾上菊右佐
専門家

尾上菊右佐(日本舞踊家・師範)

尾上菊右佐 日本舞踊稽古所

お弟子さんの年齢や個性、技術習得度に合わせ、優しく丁寧な個別指導を行います。日本舞踊だけでなく、着付けの心得、日本ならではの美しい所作や礼儀正しさが身に付きます。三歳から八十代まで稽古しています。

尾上菊右佐プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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