日本文化について〜歌舞伎、日本舞踊、着物、風呂敷〜 文化庁支援事業
《名古屋帯で背筋がシャン!》
6年生が名古屋帯を結べるようになり、背筋が伸びてすっかり大人っぽく見えます。
名古屋帯は背中にぴったりと添うために、猫背矯正ギブスのようです!
《疲れた〜とため息》
今の小学生は大変忙しいのです。
このコロナ禍で、コロナ休みの分夏休みが削られたり、行事が沢山になったりと更に忙しくなっているようです。来る時は、疲れた〜とふうとため息をついていることもあります。
《深い息》
着物を着て、帯を結び、すっと背中が伸びると、お稽古の始まりです♪
日本舞踊では、呼吸を大切にします。
息を沢山吸い、長い息を吐きながら歩いたり、はっと吐きながら決まりの格好をすることもあります。
日々の生活の中では浅い息をしていることが多いですが、踊りながらすべて吐き出したり、新鮮な空気をたっぷりと吸い込むことで、踊り終わった頃には体の芯から汗が出て、心身ともにリフレッシュできます。
《気持ち良さそう♪》
疲れた体で来て着物を着て踊り、さらに疲れることをしているにもかかわらず、体は軽やかになり頬は上気して気持ち良さそうな顔になります。仕事帰りの方もいつも疲れ果ててやってきますが、軽やかに帰って行きます。
《日本舞踊でもっと元気に!》
日本舞踊は見ているよりもずっと体を使う踊りです。年月を重ねていくごとに体の隅々までを使っていることに気がつきます。呼吸を整えて、深い息をしながら踊ることで、もっと元気になります。