日本舞踊の稽古で着付け、日本文化が身につきます〜成人式で振袖を着こなせるようになります〜
《入門》
中学生の弟子が入門しました。
国際的な学校に通う方で、大好きな先生が日本の文化を知ることを薦めてくださったそうです。
《自国の文化》
友人のお子さんがアメリカ留学をした際に、「あなたの国の文化を教えて!」と皆から聞かれたそうです。
何も浮かばなかったので観たこともない「歌舞伎」と答えてみたそうです。
フランス人の同級生が、歌舞伎について語り出し、多数の質問を受け、何も答えられなかったとか。
日本人でありながら自国の文化のことを知らなかったことを恥ずかしく思ったと教えてくれたことを思い出しました。
《身近にある文化》
歌舞伎などは、海外からも注目をあびているもので、日本人よりも詳しい海外の方も多いと聞きます。
知らないことは語れないので、もっと身近な日本の文化を見つけてほしいと思います。
箸や風呂敷、草履やげた、たたみやふすま、布団などなど、沢山の日本の知恵がつまっている日本の文化は沢山身の周りにあります。
《風呂敷》
中でも「風呂敷」は、紹介しやすく実際に持ち歩きやすく、日本の風景や歌舞伎などの柄もあることで、喜ばれることと思います。たった一枚の布が、着物や洋服を包んだり、一升瓶や丸い物を包んだり、また寒い時のひざかけになったり、と形や役目を変えて活躍することに驚かれること間違いなしです。
《日本舞踊》
私の教える日本舞踊では、おじぎから始まりおじぎで終わります。
着物をいつの間にか自分で着て、帯を結ぶことが出来るようになります。
着物は風呂敷で包み、持ち歩きます。
日本舞踊の曲では、古き日本の言葉が多数唄われています。
振りの中では、どのように生活して過ごしてきているかの模倣が多数あります。
年配の方を敬うという昔からの日本の良いところが当たり前に存在します。
《良いところ探し》
弟子達が日本舞踊を習いながら日本文化にも親しむことで、日本のことが好きになっていく様子をたびたび実感します。
自国の文化をしっかりと語れるようになるということは、自国の良い所をわかるということだと思います。
《日本文化の担い手》
入門した中学生の弟子が国際的な学校で、今後どのように日本文化や日本舞踊を発信するか、とても楽しみです。きっと日本文化や日本舞踊の担い手となってくれることと思います。
用意するものは、浴衣、半幅帯、白い足袋(たび)です。
貸出用の準備もあります。