英語の偏差値は必ず上がる。「英文の仕組み」「暗記のコツ」を掴んで志望大学合格（1/3）

受験英語を知り尽くした講師が教える、他にはない力のつく授業

　「年代が変わっても受験英語の真髄は変わっていません。その肝心なポイントを理解し、効果的な学習方法で習得していけば、英語はグングン伸びます。1年間で偏差値30をあげた生徒も多数います」と力強く熱弁を振るう井川治久さん、彼は受験英語の講師としてこの道20年以上の専門家です。

　元大手予備校の人気講師として、5000人以上を早稲田大学に合格させ、偏差値が30代の生徒を1年間で70にまで伸ばしたりと、井川さん独自の指導と学習方法は群を抜いています。これまでに執筆した英語の教材の著書も多数です。

　井川さんの授業は120分、長いですがキメの細かい授業です。「授業では、生徒との対話を重視しています。一方通行で押し付けるのでなく、生徒のフィードバックを確認しながら進めます」。そのため自宅での予習や学習範囲を毎回確認します。「まず、やってきた範囲を音読します。発音ができるというのは基本です。その後、その問題のどこがポイントなのか確認します。仮に理解できていなかったら、そこで説明します。再度、取り組み、理解・習得できるまで続けます。その繰り返しです」

　生徒も講師も根気のいる作業なのではと質問すると、「一つ一つ積み重ねていくことが大切です。その際に、音読はとても効果的に習得できる方法です。そのためすべての英文を一緒に音読し、発音を確認します。また、一つも疑問を残さない授業を心がけています。疑問のまま先に進んでも、穴だらけになり結局理解できなくるだけです」

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【次ページ】「英語ニガテ」を克服した体験も合わさってできた独自の学習方法

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