(井川治久の超基礎英語塾)「仮主語it」がto以下か that以下か迷う?

井川治久

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テーマ:【基礎】英語わかりすぎる(受験英文法、盲点、質問編)

2022年4月11日・更新号:
著者:井川治久・塾長:


(受験英語・構文の質問点)「仮主語の it」どこを指す?

・・・・・・本日の「基本構文」の演習より:
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【大学受験・基本構文の質問点】:

問題:
次の英文を和訳しなさい。
◆ It is no exaggeration to say that
the entire nation refrained from
going out for a drink.

(質問1):
▲この構文で、 It は、
to以下を指しますか、
それとも、that 以下を指しますか?

(質問2):
▲ is no exaggeration は、どう訳すのですか?
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【井川塾長の回答】:

◆ it is no exaggeration to say that+文
という構文のパターンでは、
● it は「仮主語」で「 to 以下を指す」
ものです。
●「 say that +文」は、「~と言う」
という意味の基本表現ですね。
●「 be no +名詞」は、「決して~ではない」
といった意味を表す「否定の表現」です。

・・・・・・したがって、
◆ it is no exaggeration to say that+文
は、
「~と言うことは、決して誇張ではない」
◆「~と言っても、決して過言ではない」
といった意味になります。
★「反復音読」して、暗記しておきましょう!

● refrain from ~ing
は、
●「~することを控える」
という意味の重要熟語です。

・・・・・・よって、
上の問題文の【全訳例】
は、以下のようになります。
◆「国民全体が一杯飲みに出掛けるのを控えたと言っても、決して過言ではない。」

● go out for a drink
(一杯酒を飲みに出掛ける)
という「ちょっとした熟語」も、
覚えておきましょう。
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▼井川塾長の著書:
◆『英文法・語法めいぶん暗記法』(開拓社・刊)
を、
お持ちの読者の御方は、
◆「下巻」の「入試問題研究317番」
を、ご覧ください。



・・・・・・本書は、
池袋のジュンク堂書店にて、
手に取って見られます。

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井川治久
専門家

井川治久(塾講師)

井川塾・受験英語学院

39年間の大学受験英語の合格指導実績により、受験英語の肝を知り尽くす。効果的な受験英語上達法で、生徒を志望校合格に導く。★最後までとことん面倒を見る姿勢は好評を博している。著書多数。早大OB、開成OB

井川治久プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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