学習院大学と昭和女子大学の赤本解説、英語の出題の違い

井川治久

井川治久

テーマ:●GMARCH、英語「赤本」解説授業、個別指導

(お正月・個人特訓)英文読解・過去問の演習ゼミ:

2020年(令和2年)1月4日(サタデー):
◆高3女子「お正月・入試対策・英文読解」マンツーマン(1対1)特訓:
・・・・・・生徒が、予備校で、「日本史」の冬期講習
を受けているため、19時45分~からの開始となった。
◆第一部・・・・・・19時45分~21時45分。
◆第二部・・・・・・21時45分~23時過ぎ。*生徒のやりたい時間まで、徹底演習。
◆授業担当・・・・・・ベテラン井川塾長:
http://mbp-japan.com/tokyo/ikawa/

「昭和女子大学の過去問(英語)」の傾向を、見てくれと!

まずは、
◆昭和女子大学の2018年の過去問
を、生徒が持参し、
◆「傾向」を見てほしい
と言うので、
ざっと見てみた。

ごく「普通の」問題。「普通の」勉強が仕上がれば、合格点!!

すると、
◆ごくごく「普通の」問題!
あえて言えば、
◆2018年の問題には、「品詞」の識別
が、目立っていたということか。

★★★うちの塾で言われた勉強を、「普通に」
やっていれば、何の問題もない。
・・・・・・しかし、問題なのは、
▲▲▲生徒の暗記が、「普通に」仕上がっていない!
ということ。

すなわち、たとえば、
▲▲▲現実には、生徒が「単語集の1000番までの左ページ」を、まだ覚え切っていない!
ので、
・・・・・・いつも、言っているように、
●「覚えた所」が出れば、合格デキルし、
▲「覚えていない所」が、出てしまったら、合格できない!
・・・・・・ただ、それだけの話である。

たとえば、今日も、
▲208番:▲ reveal that ・・・を、覚えていなかったし、
▲438番: ▲consistency も、覚えていなかったし、
▲906番: ▲hesitant も、覚えていなかったし、
これで、3問が、失点。

状況は、厳しい。対策は、一つでも、暗記を増やすこと!

他にも、覚えていないのが、結構あって、ノートに、書いたよね。
・・・・・・状況は、かなり厳しい。

【対策】としては、
★一つでも、「正確な暗記」「得点源になる暗記」を、増やすこと。
・・・・・・1年間言い続けてきたことだ!

「学習院大学の過去問(英語)」の傾向も、見てほしいと!

次に、生徒が
◆学習院大学の2019年の過去問
を持参し、
◆「傾向」を、ざっと、見てほしい
と、言う。

ごく普通の問題。「全訳」「英作文」「正誤問題」が出ている!

こちらも、
◆ごく「普通の」問題。

ただし、
(1)●●●「全訳」を書く「記述問題」が、出題されていること。
(2)●●●「正誤問題」が、出題されていること。
(3)●●●「短い英作文」が、2問、出題されていること。
が、一応の注意点ではある。

この年の「全訳問題」は、合格に「満点」が、必要!

●(1)の「全訳問題」に関しては、合格には、満点が、必要だろう。
なぜなら、この年の問題は、基本問題だからだ。

基本単語と、基本文法が問われているだけで、うちの塾では演習し終えたレベルのものだ。

「英作文」は基本的。合格には、2問中、2問正解が必要だろう!

●(3)の「英作文」に関しても、合格には、満点が、必要だろう。
なぜなら、基本文法・基本例文が問われているだけだからだ。

・・・・・・しかしながら、本日は、生徒が、2問中、2問とも、できなかった。

本番でも、「厳しい試合」になる!

「1学期の基本」が、固まっていないと、厳しい結果に!

▲▲▲1学期にやった「分詞」の exciting と excited を、間違えていたし、
▲▲▲高2の最後にやった「接続詞」の as soon as ・・・を、間違えた。

対策としては、「忘れているノート」を、覚え直すこと!

【対策】としては、
★1つでも「ノートの復習、見直し」を、
★「点になるように」やること!
・・・・・・これしか、方法は、ない!

学習院大学のこの年の「正誤問題」には、解きにくいものがある!

●上記(2)の「正誤問題」だが、ココには、解きにくい問題が、あった。

「品詞」と「文型」を、書き込めば、解ける!

【対策】としては:
★★★「品詞」「文型」、すなわち「文法」を、よく見る。
それでも、ダメなら、
★★★走り書きで、「全訳」を問題用紙に書いてみること。
・・・・・・そうすれば、「正解」が、どこにあるかが、見えてくる。

ところが、生徒の「手が、動かなかった」!

ところが、
本日も、
▲生徒の「手が、動かなかった!」
塾長が、考えてごらん! と言ったのだが、
▲▲▲手を動かさずに、ず~っと、じっと眺めていた!!!

あれだけ、1学期にも、2学期にも、
●「手を動かしなさい!」と、1年間、言い続けてきた
のだが、
▲「悪い習慣」は、少しも、直っていない!

【対策】ボケっとしていないで、書き込みなさい!!!!!

・・・・・・だから、生徒に、
★★★手を動かして、「品詞」と「SV・・・」を、どんどん書き込んでごらん!
と、また同じアドバイスをした。

・・・・・・やはり、生徒が書き込んでみると、「正解」が出てきた!

最後に、もう一度、言った。
【対策】:
★★★分からない問題があったら、「眺めていても1点にもならない」ので、「品詞」と「文型」を、書き込んでごら~~~ん!

「得点」を上げたいなら、「傾向」ではなく、「普通の勉強」を!

・・・・・・特別な「出題傾向」が、あるとすれば、以上ぐらいだ。

生徒が、最近、
▲「傾向」「傾向」「傾向」と、言い出した。

そもそも、
▲「英語長文の傾向」などというものは、「英文の著者」が変われば、ガラリと変わるわけであり、
▲「英語長文の傾向」などというものは、「あって、無いようなもの」である。

【得点を、増やしたい】のならば、
▲▲▲「傾向」を、質問するのではなく、
●●●1行でも、多くの「英文」を読み、「復習すること」
である。

生徒が予習してきた「法政大学の英語長文」も、21行演習!

後半戦は、
◆生徒の予習してきた「法政大学の英語長文」のうち、21行を、演習。
▼カラープリントも配布:

生徒が買った法政大学の過去問

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井川治久
専門家

井川治久(塾講師)

井川塾・受験英語学院

39年間の大学受験英語の合格指導実績により、受験英語の肝を知り尽くす。効果的な受験英語上達法で、生徒を志望校合格に導く。★最後までとことん面倒を見る姿勢は好評を博している。著書多数。早大OB、開成OB

井川治久プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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